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- 当院の麻酔について
痛みのない美容診療へ
美容皮膚科医療における一部の診療(注入療法、ニードル治療など)は非常に痛みが強く、患者様におかれましては施術に際してご不安、ご心配されている方が多いと思います。当院では院長が麻酔科専門医であることから、その専門性を活かして「痛みに最大限配慮した美容診療」を目指していきたいと考えております。痛みが怖い、痛みが心配で美容診療の一歩が踏み出せないという患者様も是非一度ご相談ください。当院では日本麻酔科学会のガイドラインに沿った麻酔を実施いたします。
当院の麻酔の特徴
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高品質
全身麻酔歴10年以上の麻酔科専門医による、安全で高品質な麻酔を提供します。
重症症例、緊急手術含めて全身麻酔症例数は3,000例以上の経験がございますので安心してお任せください。
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充実した設備
当院では生体情報モニター、人工呼吸器、麻酔器、緊急時薬剤や医療物品など、患者様を鎮静する上で必須とされる物品を完備しております。あらゆる状況を想定して万全な設備で患者様をお迎えいたします。
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リーズナルな価格
静脈麻酔は一般的に数万円かかってしまうことが多いですが、大幅にコストカットしてご案内いたします。
麻酔クリーム
肌管理、注入療法などにおいて、顔面に塗布する麻酔クリームとして「J-CAINEクリーム」を用います。こちらの製品は局所麻酔薬濃度が10.56%となっており、従来品に比べて高濃度の製品となっております。顔面等に塗布し、20分程度パッキングすることで効果的な痛み止め作用をもたらすことができます。
ブロック麻酔
顔面の施術において、顔面を走る神経の根元に麻酔薬を投与することで施術の痛みをブロックすることが可能です。リジュランなど肌管理注射などにおいて鎮痛の選択肢となります。神経の走行に個人差があることから、麻酔の効き方にはやや個人差があります。治療中に痛む場合には追加が必要になることもあります。また周囲への浸潤によって、一時的に顔の筋肉が動かしにくくなる場合があります。麻酔の効果が切れるにしたがって、動きは戻ってきます。
静脈麻酔
静脈麻酔とは点滴ルートから麻酔薬を投与することで患者様の意識を消失させる麻酔方法です。痛みに対しても反応をある程度抑制することが可能です。投与する麻酔薬を適切に使用することで、痛みの強い施術でも苦痛や不快感がなく、リラックスまたは眠った状態で治療を受けることが可能となります。当院では「プロポフォール」という薬を使用します。この薬は入眠、覚醒が素早く、気持ち悪くなりにくい特徴があります。大量投与によって血圧低下や、呼吸抑制などの副作用がありますが、患者様ごとに適切な分量を用いることで安全に使用することが可能です。施術終了および覚醒後、30分程度で休んだ後にご帰宅可能です。
- 食事について(必ずお守りください!)
- 前日まで食事の制限はありません。当日、静脈麻酔を受ける6時間前からは禁食となります。脱水を防ぐため施術2時間前までは水やお茶を飲んで構いません。施術が終わった後は飲み込む力が弱くなるので、1時間は飲んだり食べたりしないようにしてください。
- アルコールについて
- 前日夜は禁酒してください。施術当日の制限はありません。
- 運転
- 前日まで制限はありません。施術当日の運転はお控えください。
- 副作用について
- 血管痛、徐脈、呼吸抑制、循環抑制など。
禁忌:小児・妊婦・授乳婦、プロポフォールに対して過敏症のある患者など。
※静脈麻酔使用がおすすめの方
- リジュラン、ジュベルック、リズネなどの粘性の高い薬剤による肌管理治療
- 痛みがどうしても怖く、針治療を受けられないかた
よくあるご質問
- 肌管理注射などは表面麻酔で痛みが抑えられますか?
- 表面麻酔でもある程度痛みは軽減することが可能です。しかし、針を刺す時の痛みが減っても、薬剤投与時の組織を広げる痛みは残ってしまうことが多いです。ご心配な方は静脈麻酔を併用して眠っている間に施術を終わらせるなど工夫が可能ですので、ご相談ください。
- なぜ禁食、禁飲水する必要があるのですか?
- 麻酔が効きすぎると、胃内容物が逆流し誤嚥性肺炎になってしまう可能性があるためです。誤嚥性肺炎は重篤な肺炎に進展するケースがありますので、禁食、禁飲水は非常に重要です。
- どんな施術も静脈麻酔を受けられますか?
- 美容診療はその性質上、患者様とコミュニケーションを取りながら施術が必要なものもあり、機械によっては眠った状態での施術が危険なものもあります。また患者様によっては麻酔が困難な患者様もいらっしゃいます。これらの点を総合的に判断して、患者様にとって一番有益な選択肢をご相談させていただきたいと思います。
- 静脈麻酔を受けられない方はいますか?
- 患者様の過去のご病気、全身状態によっては静脈麻酔が難しい患者様もいらっしゃいます。
- 静脈麻酔は時間がかかりますか?
- 覚醒後およそ30分程度お休みの後、全身状態に問題なければ帰宅可能です。肌管理療法に静脈麻酔を組み合わせた場合、クリニック滞在時間は120分を想定しております。塗る麻酔もパッキングに20-30分かかりますので、所要時間は大きくは変わりません。
- 静脈麻酔は気持ち悪くなりますか?
- 使用薬剤のプロポフォールは、むしろ気持ち悪くなりにくい特徴がありますので基本的に心配は必要ありません。
- 笑気麻酔は使えないのですか?
- 笑気は嘔気の原因となることがあるため、採用しておりません。
筋膜リリース注射(ハイドロリリース注射)について
当院では頭痛、肩こりもちの患者様に対して、筋膜リリース注射を行っております。超音波装置を用いて安全な施術を実施します。筋膜を生理食塩水で剥離することで筋肉の動きを滑らかにし、即時効果がもたらされ1ヶ月程度持続するとされます。また定期的に続けることで症状が改善していくと言われます。
昨今、筋膜性疼痛症候群(MPS:Myofascial Pain Syndrome)という概念が提唱されており、肩こりはこのMPSの典型的な症状と言われます。
https://www.jspc.gr.jp/Contents/public/pdf/shi-guide01_12.pdf
筋膜リリース注射の料金
料金はすべて税込みです
麻酔クリーム代、極細針代込み
筋膜リリース注射のご予約はこちらから
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