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「リジュラン(REJURAN)注射」は、肌のハリや弾力、小ジワ、ニキビ跡の改善に高い効果を発揮するスキンブースター治療として絶大な人気を集めています。しかし、「リジュランは痛い」という声が多く見受けられ、施術を躊躇する大きな原因となっています。
この記事は、リジュランの痛みの原因を科学的根拠に基づいて徹底解説します。そして、痛みを最小限に抑えるための具体的な対策を、詳しくご紹介します。
第1章 リジュランが痛いと言われる原因

1-1. リジュラン注射とは?なぜ痛みが強くても人気なのか
リジュラン注射は、「サーモン注射」とも呼ばれ、サーモンのDNAから抽出されたPN(ポリヌクレオチド)を主成分とする薬剤を皮膚の真皮層に注入する施術です。このPNは、ご自身の皮膚細胞の線維芽細胞に直接働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。これにより、根本的な皮膚の再生能力を高め、内側からハリと弾力を取り戻す効果が期待されます。
なぜ痛みが強くても選ばれ続けるのか
リジュランが痛みが強くても選ばれ続けているのは、他の美容治療では得難い、皮膚の土台そのものを改善する根本的な効果にあるからです。一時的なハリをもたらすだけでなく、細胞レベルでの再生を促すことで、自然で持続的な効果が得られる点が、支持されている理由です。
私自身、初めてリジュランを受けた時の痛みは想像以上でした。特に皮膚が薄い部位は涙が出そうでしたが、施術から1週間後、皮膚のハリがアップし、ファンデーションのノリが格段に良くなったことに感動しました。施術前の肌水分量が平均45%でしたが、3回治療後は55%前後で安定するなど、痛みを乗り越える価値を実感しています。
1-2. リジュラン注射で感じる「2種類の痛み」とその原因

リジュランで感じる痛みは、性質の異なる2つのタイプに分類できます。この原因を理解しておくだけで、施術中の不安を大きく軽減できます。
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痛みの種類 |
原因 |
詳細 |
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① 針を刺す時の痛み |
機械打ち・手打ちの違い、麻酔の効き具合 |
注射針が皮膚の表面を貫く際のチクッとした痛み。麻酔クリームやアイシングで軽減しやすい痛みです。 |
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② 薬剤が注入される時の痛み |
薬剤の粘度、pH、浸透圧 |
薬剤が真皮内に押し込まれる際に、皮膚組織が圧迫されて生じる痛み。リジュラン特有の「重く鈍い痛み」を感じる主な原因です。 |
リジュランの痛みが特に強いとされるのは、後者の「薬剤が注入される時の痛み」です。この痛みは、リジュランという薬剤の特性そのものに起因します。
- 高い粘度:リジュランの主成分PNは、一般的な水光注射のヒアルロン酸などに比べて非常に粘度が高い薬剤です。この粘度の高さが、皮膚組織に注入する際に強い抵抗を生み、痛みを引き起こします。
- pHと浸透圧:リジュランの薬剤は、人の体液とはpHや浸透圧がわずかに異なります。この体液との差が注入された皮膚内で刺激となり、痛みを感じる科学的な原因となります。
リジュランの薬剤は、皮膚の真皮層に留まり、長期的に再生を促すために、あえて粘度を高く設計する必要があります。この粘度の高さこそが、注入時の痛みを増やす原因となります。リジュランが他の水光注射製剤と比較して痛いと言われるのは、効果を最大限に引き出すための製剤特性の裏返しであると言えるでしょう。
1-3. 痛いと言われやすい「注入部位」と「個人の痛覚の差」
リジュランの痛みは、注入する部位によって大きく変わるため、不安な方は特に皮膚が薄い部位の対策を強化する必要があります。
特に痛みを強く感じやすい部位
皮膚が薄い目元や、口周り、顔の中心部など、骨に近く神経が集中している部位は、痛みを強く感じやすい傾向があります。特に目元は皮膚の厚みが数ミリ程度しかないため、薬剤の注入による圧迫感を強く感じやすいです。
痛みの感じ方には個人差がある
また、リジュランに限らず、痛みの感じ方は個人差が非常に大きいものです。同じ施術を受けても、痛みに強い方もいれば、わずかな刺激でも強く痛みを感じる方もいます。クリニックのカウンセリングでは、ご自身の痛みへの耐性を正直に伝え、適切な麻酔や軽減策を提案してもらうことが大切です。
第2章 「痛くないリジュラン」は存在する?
「痛くないリジュラン」という夢のような製剤は存在するのでしょうか。現在、リジュランにはいくつかの種類があり、薬剤の粘度や特性によって痛みのレベルが異なります。痛みが苦手な方のための製剤の選び方と、当院の考え方をご紹介します。
2-1. リジュラン注射の主要な種類と痛みのレベル

国内のクリニックで主に使われているリジュラン製剤は以下の4種類です。
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製剤名 |
特徴 |
主なターゲット部位 |
痛みのレベル |
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リジュラン |
スタンダードな皮膚再生製剤。粘度が高め。 |
顔全体、首、手の甲 |
★★★★★ |
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リジュランi |
粘度が低く、皮膚の薄い部位向け。 |
目元、目の下の小じわ改善 |
★★★★☆ |
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リジュランS |
最も粘度が高く、硬い薬剤。 |
ニキビ跡、凹み、瘢痕治療 |
★★★★★ |
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リジュランHB |
麻酔成分とヒアルロン酸を配合。 |
顔全体、ハリ・保湿重視 |
★★☆☆☆ |
上記の表からもわかるように、リジュランSのように粘度が最も高い薬剤は、皮膚組織内に長期間留まる効果が高い反面、注入時に最も強い痛みを伴います。
2-2. 当院での「痛みを抑える工夫」と「プルリアル」の採用
当院ソワンでは、治療エビデンスの観点から、リジュランHBではなく、製剤特性が類似した「プルリアル」を採用しています。
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製剤名 |
特徴 |
痛み軽減の仕組み |
当院での対応 |
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リジュランHB |
麻酔成分(リドカイン)とヒアルロン酸を配合。粘度を下げて痛みを軽減。 |
麻酔成分の配合とヒアルロン酸による粘度の調整 |
採用なし |
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プルリアル |
高濃度のヒアルロン酸を主成分に、マンニトールなどの保湿成分を配合。 |
リジュランより即効性があり、保水性に優れる |
リジュランHBの代替として採用 |
リジュランHBとプルリアルの違い
リジュランHBは、リジュランの主成分PNをヒアルロン酸や麻酔で希釈し、痛みを軽減しています。一方、当院が採用するプルリアルはリジュランとは主成分が異なりますが、非架橋ヒアルロン酸による保水性と即効性に優れています。
2-3. 痛みが少ない製剤でもリジュラン本来の効果は発揮できるのか?
リジュランHBやプルリアルのような痛みを軽減した製剤は、本来の皮膚再生効果に影響を及ぼすのか、という疑問は当然出てきます。結論から言えば、「痛みの有無」と「効果の大小」は必ずしも一致しません。
リジュランHBはヒアルロン酸などで希釈されているため、主成分であるPNの濃度はスタンダードなリジュランよりわずかに薄くなります。そのため、ニキビ跡の凹み改善治療のように、非常に高い濃度のPNを必要とする治療においては、濃度が高いスタンダードなリジュランやリジュランSが優位です。
しかし、ハリや弾力アップ、小ジワ改善といった皮膚のブースティングを目的とするならば、痛みを軽減した製剤でも十分な効果が期待できます。多くの医師は、「痛みを軽減することで治療の継続性が高まり、結果として高い効果につながる」という考えから、痛み軽減製剤や睡眠麻酔を推奨しています。
第3章 痛みを最小限に抑える!当院の注入技術と麻酔オプション
リジュランの痛みを極限まで軽減するためには、クリニックの技術力と、ご自身で選択できる注入方法や麻酔オプションが鍵となります。当院ソワンは、この痛みの軽減に特化した体制を整えています。
3-1. 【当院のこだわり】手打ち注入と緻密な技術

リジュランの注入方法には、医師が手で注射針を刺していく「手打ち」と、水光注射などの専用機器を用いる「機械打ち」があります。当院では、効果の最大化という両面から、医師の手打ち注入を採用しています。
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注入方法 |
特徴 |
痛みのレベル傾向 |
当院での対応 |
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手打ち |
医師が注入の深さや量を細かく調整可能。シワや凹凸を狙った緻密な注入が可能。 |
手技による差が大きい。熟練の技術で痛みを軽減できる。 |
院長の熟練手打ち注入を採用。 |
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機械打ち |
均一に、短時間で広範囲に注入が可能。施術スピードが速い。 |
均一だが、痛みの回数は多い。膨疹ができやすい。 |
採用なし |
3-2. 当院の「無痛」へのこだわり:麻酔科専門医による睡眠麻酔
リジュラン特有の「薬剤が注入される奥の痛み」は、麻酔クリームだけでは完全に取り除くことが困難です。当院では、痛みを根本的に解決するため、睡眠麻酔を推奨しています。
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麻酔オプション |
効果と特徴 |
痛み軽減のターゲット |
当院での対応 |
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麻酔クリーム |
皮膚表面の感覚を麻痺させる。針を刺すチクチクした痛みを軽減。 |
針を刺す時の痛み |
全員に適用 |
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睡眠麻酔 |
点滴で薬剤を注入し、眠っている間に施術を終了させる。最も強力に痛みをカット。 |
強い痛み全般(完全無痛) |
院長が麻酔科専門医のため安全に提供 |
睡眠麻酔がリジュランの痛みを解決する
睡眠麻酔を選択すれば、施術中は完全に眠った状態となるため、リジュラン特有の奥の鈍い痛みを一切感じることなく治療を終えることができます。痛みが苦手な方にとって、リジュラン治療を継続するための優れた選択肢となります。笑気麻酔については嘔気、頭痛の観点、リジュランの痛みを完全に抑えられない点でソワンクリニックでは採用しておりません。
3-3. 注射の痛みはいつまで続く?施術後の痛みと対処法

リジュラン注射の痛みのピークは、薬剤が注入されている間と、施術直後の数時間です。
施術直後:皮膚に薬剤が入ったことによるヒリヒリ感や熱感が残ることがあります。これは薬剤が皮膚組織に吸収される過程で起こるもので、通常は数時間〜半日程度で自然に治まります。
施術後の痛みを長引かせず、ダウンタイムを快適に過ごすためには、適切なアフターケアが重要です。
施術後の痛みへの具体的な対処法
- アイシング:施術直後の熱感やヒリヒリ感には、清潔なタオルで包んだ保冷剤で注入部位を優しく冷やすのが最も効果的です。痛みの軽減と内出血予防につながります。
- 内服薬の服用:クリニックから処方された痛み止めがあれば、強い痛みが続く際に我慢せず服用しましょう。自己判断で市販薬を服用するよりも安全です。
- 安静の確保:施術当日は、飲酒や激しい運動など、血行を促進する行為を避けることで、腫れや痛み、内出血といった副作用のリスクを最小限に抑えることができます。
第4章 リジュランと他施術の痛みと効果を比較
リジュラン注射の検討中には、他のスキンブースター施術と比較して「どれが最も痛いのか」「どの効果が自分に合っているのか」という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。ここでは、リジュランの痛みを他の人気施術と比較し、その組み合わせ治療についても解説します。
4-1. リジュラン vs 水光注射・ダーマペン・ポテンツァの痛み比較
リジュランは一般的に、他の肌再生を目的とした注射や治療と比較して「痛みが強い」とされます。これは、薬剤の粘度の高さと、注入時の圧迫感という独特の痛みの性質が影響しています。
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施術名 |
痛みのレベル |
主な痛みの種類 |
期待できる効果の傾向 |
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リジュラン |
★★★★★ (強い) |
薬剤注入時の重い痛み |
皮膚の再生、ハリ、弾力改善 |
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水光注射 |
★★★☆☆ (中程度) |
注射針のチクチクした痛み |
保湿、ツヤ、小ジワ改善 |
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ダーマペン |
★★★☆☆ (強い) |
広範囲にわたる摩擦と刺入の痛み |
凹凸、ニキビ跡、毛穴改善 |
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ポテンツァ |
★★★☆☆ (中程度) |
マイクロニードルとRF(熱)の刺激 |
ハリ、毛穴、ニキビ跡改善 |
リジュランの痛みは、「真皮層に薬剤を押し込まれる圧迫感」という特有の性質があり、麻酔クリームだけでは軽減しにくいことがあります。当院では、この特有の痛みに対し睡眠麻酔を推奨しています。
4-2. リジュランとボトックスの組み合わせ注射
リジュランは、他の薬剤と組み合わせることで、さらなる相乗効果が期待できます。これが痛みに影響を与えることがあるか解説します。
- 女優注射(リジュラン+ボトックス)
リジュランとボトックスをブレンドして注入する施術は、ボトックスによる皮膚表面の小ジワや毛穴の引き締め効果と、リジュランの再生効果を合わせ、肌のテクスチャー改善をより高めます。 - 痛みへの影響: ボトックス自体は痛みが少ない薬剤であり、リジュランと混ぜて注入しても、リジュラン単体の痛みの質が大きく変わることはありません。麻酔成分入り製剤の選択や睡眠麻酔を選べば、痛みはしっかりと軽減できます。
4-3. 施術後のダウンタイムの痛み・副作用と注意点

リジュランの施術は、痛み以外にもダウンタイムの副作用として、腫れ、内出血、そして凹凸が生じる可能性があります。これらは痛みが軽減した後も継続することがあります。
腫れと凹凸
リジュラン注入後はエンボスと呼ばれるポコポコができます。これは真皮内に薬剤が注入されたことで表皮が押し上げられて形成され、薬剤が真皮層にムラなく均一に注入されている証拠とも言えます。この凹凸は、薬剤が皮膚組織に吸収されるまでの数時間〜1日程度で自然に目立たなくなります。皮膚が薄い部位や、手打ちで注入量が多かった場合に起こりやすい副作用ですが、経過を見れば問題なく治まります。
内出血
注射針が細い血管に当たった場合に内出血が生じます。内出血は痛みを伴うことは少ないですが、消えるまでに1週間〜10日程度かかる場合があります。これを避けるためにも、技術力の高いクリニックを選ぶことが重要です。
第5章 痛くないリジュランを実現するソワンの選び方
リジュランの痛みを最小限に抑えるためには、事前のクリニック選びが最も重要です。痛みへの配慮が行き届いているクリニックは、高い技術力とホスピタリティを備えている証拠でもあります。
5-1. ソワンが痛みに配慮したクリニックと見分ける「3つのチェックポイント」
痛みが苦手な方がクリニックを選ぶ際には、当院の対応を基準に、以下の3点をカウンセリング時に必ず確認しましょう。
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チェックポイント |
確認すべきこと |
当院での対応 |
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使用する製剤の種類の豊富さ |
リジュランHBなど、麻酔成分やヒアルロン酸が配合された痛み軽減製剤の取り扱いがあるか。 |
リジュランHBと類似の効果で痛みが少ない「プルリアル」を推奨。 |
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打ち方の選択肢 |
注入方法の選択肢を提案できるか、部位によって打ち分けを行っているか。 |
院長の熟練手打ち注入で、痛みを軽減し緻密な注入を実現。 |
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麻酔オプションの豊富さ |
麻酔クリームだけでなく、笑気麻酔やブロック麻酔など、複数の麻酔オプションが用意されているか。 |
麻酔科専門医による睡眠麻酔を選択可能。完全無痛を実現。 |
5-2. 技術力と価格の両立:当院が選ばれる理由
リジュランの痛みの少なさは、医師の技術力に大きく左右されます。当院では、院長自らが熟練の技術で手打ち注入を行い、痛みの少ない施術を実現しています。
また、通常、麻酔科専門医が常駐するクリニックは施術費用が高くなりがちですが、当院では院長が麻酔科専門医の資格を持ち、自ら麻酔を管理することで、外部依頼の人件費をカットし、安全で安価な睡眠麻酔オプションを提供しています。
5-3. 施術の「効果」と「痛み」を両立させるために確認すべきこと
痛みを軽減しつつ、リジュラン本来の最大限の美容効果を得るためには、カウンセリングで以下の点を明確にすることが重要です。
- 自分に合った製剤選び:痛みが苦手なことを伝え、リジュランHBやプルリアルなどの痛みが抑えられた製剤を提案してもらいましょう。
- 適切な施術間隔:痛みを軽減しつつ、最大限の効果を得るための適切な施術間隔を確認しましょう。
- 痛みが苦手な旨の事前申告:カウンセリング時に「痛みが非常に苦手である」という点を具体的に伝えることで、クリニックは麻酔のグレードアップや、痛みを軽減するための注入方法を事前に準備することができます。
まとめ リジュランの痛みは対策で乗り越えられる
リジュランは、皮膚再生治療として非常に高い効果を誇りますが、確かに痛みを伴いやすい施術です。
しかし、当院では以下の対策で、痛みを最小限に抑えつつ、最大限のハリ改善効果を得ることが可能です。
- 麻酔科専門医による完全無痛の「睡眠麻酔」オプション
- 熟練医師による痛みを配慮した「手打ち」注入技術
痛みへの不安を解消し、リジュランによる理想の皮膚再生治療を当院で始めてみましょう。
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