
目次
第1章 リジュラン注射とは?韓国で人気な理由
今や日本でも「肌育」の定番となったリジュラン。ですが、美容にこだわりのある方がわざわざ韓国まで足を運んで受けるのには、明確な理由があります。なぜ韓国のリジュランがこれほど選ばれ続けるのか、その魅力とリアルなトレンドをご紹介します。
1-1. リジュランがもたらす肌再生の仕組みと効果

リジュランの主成分は、サーモンのDNAから抽出されたポリヌクレオチド(PN)です。一般的なヒアルロン酸注入が「足りないボリュームを補う」一時的な処置であるのに対し、リジュランは「肌そのものの自己再生力を高める」ことを目的とした再生医療に近い治療です。
PN成分が真皮層に直接働きかけることで、以下のような様々なメリットが期待できます。
- ハリ・弾力の向上: コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、内側から押し返すような弾力を取り戻します。
- 小じわ・刻まれジワの改善: 目元や口元の細かなシワを自然にふっくらとさせます。
- 毛穴の引き締め: 皮脂バランスを整え、開きがちな毛穴をキュッと引き締めます。
- クマ・肌トーンの改善: 血行を促進し、肌のターンオーバーを正常化することで、くすみのない明るい印象へ導きます。
加齢による衰えだけでなく、ダメージを受けた肌の根本的な修復ができる点が、リジュラン最大の強みです。
1-2. 韓国リジュランが人気な理由
なぜ、日本のクリニックではなく韓国での施術が選ばれるのでしょうか?そこには、圧倒的な症例数と独自の美容トレンドがあります。
韓国はリジュラン発祥の国であり、老若男女問わず施術を受ける層が広いため、ドクターの注入技術が非常に洗練されています。特に最近では、リジュラン単体で打つよりも、個々の肌悩みに合わせたカクテル注射が主流です。
カクテル注射とは、リジュランに少量のボトックスや、高濃度ビタミン、ヒアルロン酸を混ぜて注入する手法のこと。これにより、肌再生効果に加えて、ツヤ感アップや毛穴撲滅を同時に狙うのが韓国流のスタイルです。
第2章 韓国と日本の値段の比較

リジュランは「韓国の方が安い」というイメージはあっても、実際に渡航費を含めてどれくらいの差が出るのか気になりますよね。価格相場を以下の表にまとめているので、参考にしてみてください。
2-1. 韓国での2cc・4ccあたりの料金相場
ソウルの激戦区(明洞・江南エリア)におけるリジュランの平均的な費用は以下の通りです。
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項目 |
韓国相場(ウォン/円換算) |
備考 |
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リジュラン 2cc |
約180,000〜250,000W(約2.0〜2.8万円) |
全顔または気になる部位 |
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リジュラン 4cc |
約350,000〜450,000W(約4.0〜5.1万円) |
顔全体にたっぷり注入する場合 |
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付加価値税 (VAT) |
10% |
帰国時に空港で還付可能 |
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睡眠麻酔オプション |
50,000〜100,000W(約0.6〜1.1万円) |
痛みに弱い方に人気 |
※100W=11.2円で計算
韓国のクリニックでは、再診料が無料、あるいは施術代に含まれていることが一般的です。また、多くのクリニックが日本語対応スタッフを常駐させており、予約もSNSや専用アプリで完結します。
2-2. 日本のクリニックよりもお得に受けられる?
日本の美容医療におけるリジュラン(2cc)の相場は、1回あたり約5〜8万円ほど。一方、韓国では約2〜3万円で済みます。
ここで確認すべきなのが「渡航費を含めて元が取れるか」という視点です。
旅費を含めた損得判定チェックリスト
- リジュラン 1回(2cc)のみの場合:
航空券代(3〜5万円)を考えると、日本で受けたほうが安上がり、もしくは同等です。 - リジュラン 2回分(または4cc)+観光の場合:
韓国のほうがお得です。差額で宿泊費や食費が賄えます。 - 他施術とのセット受診:
ポテンツァやリニアシェイプなど、他の高額治療と組み合わせる場合は、総額で10万円以上の差が出ることも珍しくありません。
第3章 リジュランの種類の違いは?

リジュランには、実はいくつかの種類が存在します。部位や悩みに合わせて最適な薬剤を選ばないと、「思ったような効果が出なかった」と後悔することになりかねません。
3-1. 悩み別で選ぶリジュランの違い
現在、主要なラインナップは以下の4種類です。
- リジュラン・ヒーラー:
最も一般的なタイプ。顔全体のハリ改善や肌再生に適しています。 - リジュラン・アイ:
粘性が低く、皮膚の薄い目元専用。クマや目尻の小じわに特化しています。 - リジュランHB:
リドカイン(麻酔)とヒアルロン酸を配合。痛みが少なく、ツヤ感も重視したい方向けです。 - リジュランS:
最も粘性が高く、ニキビ跡や凹んだ傷跡のボリュームアップに最適です。
種類別比較表
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種類 |
特徴 |
おすすめの部位・悩み |
|
ヒーラー |
バランス型 |
全顔・毛穴・ハリ不足 |
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アイ |
馴染みが良い |
目の下のクマ・小じわ |
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HB |
痛み軽減+保湿 |
痛みに弱い方・乾燥 |
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S |
高粘度 |
ニキビ跡・局所的な凹み |
3-2. 痛みに弱い人に人気のリジュランHB
リジュランの唯一の欠点と言っても過言ではないのが、注入時の痛みです。このハードルを下げるために開発されたのが「リジュランHB」。当院ではリジュランHBに成分の近い、プルリアルを採用しています。
HB(Hydro Booster)の特徴:
- 麻酔成分(リドカイン)配合: 注入時の鋭い痛みを大幅に和らげます。
- ヒアルロン酸配合: PN成分に加え、保湿力の高いヒアルロン酸が混ざっているため、施術直後から水光感(ツヤ)を実感しやすいのがメリットです。
ただし、純粋なPN成分の含有量はスタンダードなリジュランより少なめになるため、肌再生のパワーを最大化したいならヒーラー、痛みを抑えてツヤを出したいならHB、という使い分けがおすすめです。
第4章 リズネ・ジュベルックとの違いは?
リジュランを検討しているとよく耳にするのが、次世代の薬剤や他施術との組み合わせです。特に最近の韓国では、リジュラン一択ではなく、悩みや予算に合わせて使い分けるのがトレンドになっています。
4-1. 次世代リジュラン「リズネ」とは?

リジュランの最大のライバルとして急浮上しているのがリズネ(LIZNE)です。リジュランと同じサーモン由来のPN成分を主軸にしていますが、以下の点が異なります。
- 純度と粘性の違い: リズネはリジュランに比べて不純物が少なく、さらっとしたテクスチャーが特徴です。そのため、注入後のボコボコ(エンボス)が引きやすく、痛みも比較的抑えられています。
- 韓国での圧倒的な低価格: 最大の魅力はその価格にあります。韓国のクリニックでは、リジュランの約6〜7割程度の料金で提供されていることが多く、コスパを重視している方から支持を得ています。
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比較項目 |
リジュラン(ヒーラー) |
リズネ(LIZNE) |
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主成分 |
PN(ポリヌクレオチド) |
PN(ポリヌクレオチド) |
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痛みの強さ |
強い |
比較的マイルド |
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ダウンタイム |
1〜3日(ボコボコが出やすい) |
半日〜1日(馴染みが早い) |
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韓国での値段目安 |
約2.5万円〜 |
約1.5万円〜 |
「まずはPN成分を試してみたい」「ダウンタイムを短くしたい」という方は、リズネを選択肢に入れるのが良いでしょう。
4-2. ジュベルック・ポテンツァとの違いは?
リジュランとの違いが分かりにくいものとして、ジュベルックやポテンツァが挙げられます。違いや特徴は以下の通りです。
- ジュベルック(PDLLA成分): コラーゲン生成を促す次世代型ヒアルロン酸です。毛穴の開きやニキビ跡、自然なボリュームアップに向いています。
- ポテンツァ(ドラッグデリバリー): マイクロニードルで肌に穴を開け、高周波を流しながら薬剤を均一に注入する医療機器です。リジュランをポテンツァで導入することで、肌再生効果と引き締めを同時に狙えます。
第5章 リジュランで後悔しないためのクリニック選び
韓国には多くの美容外科がありますが、安さだけで選ぶのは危険です。納得のいく仕上がりを手に入れるための、クリニック選定基準をご説明します。
5-1. 手打ちor機械打ちの選び方
リジュランの注入方法には、大きく分けて2種類あります。
- 手打ち(ドクターによる直接注入):
- メリット: 気になる部位(目の下、シワの深い部分など)に重点的に打つことが可能。薬剤のロスが少ないです。
- デメリット: 痛みが強く、ドクターの技術によって仕上がりに差が出ることがあります。
- 機械打ち(水光注射・ハイコックスなど):
- メリット: 一定の深さに均一に打てるため、顔全体のハリやツヤ出しに最適です。手打ちよりも痛みが緩和されます。
- デメリット: 針の吸い込み時に薬剤が少し漏れ、ロスが生じる可能性があります。
【カウンセリングのコツ】
韓国語ができなくても、翻訳機を使って「目の下のクマに集中して打ってほしい」「顔全体の毛穴が気になる」と明確に希望を伝えましょう。丁寧なクリニックほど、肌の状態を見て打ち分けを提案してくれます。不安な方は、日本語を話せるカウンセラーや医師がいるかどうかを事前に確認するようにしましょう。
5-2. 予約サイト・アプリを活用

現在は、日本語で簡単に予約できるアプリやサイトが整っています。
- カンナムオンニ / トリビュー: 韓国人・日本人のリアルな口コミと経過写真が豊富なアプリ。キャンペーン価格での予約も可能です。
- Yeoshin Ticket(ヨシチケ): 現地の韓国人も使う予約アプリ。圧倒的な安さが魅力です。
初回限定価格をはしごするよりも、一つのクリニックでリピートして通う方が、サービスショット(おまけの注入)やアフターケアが手厚くなる傾向にあります。
第6章 リジュラン施術の痛みとダウンタイムへの対策
リジュランは「痛すぎて無理だった…」と諦めてしまう方も多いのが現実です。ただ、本場の韓国では、その痛みを軽減するための麻酔の選択肢が日本よりも多く用意されています。
6-1. 笑気麻酔・睡眠麻酔を選ぶ
- 表面麻酔クリーム:リジュランを受けると基本セットになっています。
- 笑気麻酔: ぼーっとした感覚になり、恐怖心を和らげることができます。
- 睡眠麻酔(静脈麻酔): 最も人気のオプションで、眠っている間にすべての施術が終わるため、痛みはゼロです。費用は別途5,000〜10,000円程度かかりますが、ストレスなく受けたい方にはかなりおすすめします。
6-2. 帰国後のアフターケアとリスク
リジュラン特有のエンボス(ボコボコ)は通常1〜3日で消えますが、早く落ち着かせるには以下のようなコツがあります。
- 再生クリーム(シカ/EGF): 施術直後から数日間は、たっぷりと再生クリームを塗りましょう。韓国の薬局で買える「Easydew」などは非常に優秀です。
- 避けるべきこと: 激しい運動、サウナ、飲酒は少なくとも3日間は厳禁です。血行が良くなりすぎると赤みや内出血が長引いてしまいます。
万が一、帰国後に強い腫れや熱感が出た場合は、予約したクリニックの公式LINEですぐに写真を送って相談しましょう。日本語対応のクリニックであれば、的確な指示を仰げます。
第7章 韓国でのリジュランを成功させるポイント
7-1.リジュランは 複数回受けることで効果を発揮する
リジュランは1回でも肌のキメが整うのを実感できますが、本来の再生機能を定着させるには、3〜4週間おきに3回受けるのがベストです。その後は半年〜1年に1回のメンテナンスで美肌を維持できます。
また、意外に知られていないのが手の甲への注入です。年齢が出やすい手の甲にリジュランを打つことで、血管の浮きやシワを改善し、若々しい手元を手に入れることができます。
7-2. 渡韓スケジュールとトータルコスト

リジュランは抜糸などの再診が不要なため、最短1泊2日でも可能です。おすすめなのは、美容大国のグルメ・ショッピングも両立できる2泊3日のプランです。
【理想の2泊3日スケジュール例】
- 1日目: 15:00 韓国到着。夜は明洞・江南でショッピング。
- 2日目: 11:00 クリニック受診(カウンセリング+施術)。終了後はカフェでゆっくり(カフェインは控えめに)。
- 3日目: 12:00 空港へ。免税店でスキンケアを購入し、帰国。
【トータルコストの目安(1回分)】
- 施術代(リジュラン2cc):約2.5万円
- 航空券(LCC):約3万円
- 宿泊(2泊):約2万円
- 食費・雑費:約2.5万円
- 合計:約10万円
「痛そう」「言葉が通じないかも」といった不安から、韓国でのリジュランに興味があっても踏み出せない方は少なくありません。ですが、今は日本語対応のクリニックや便利な予約アプリが整い、渡韓美容のハードルは低くなっています。
大切なのは、正しい知識を持って自分に合ったクリニックを選ぶこと。この記事が、あなたの肌悩みを解消し、自信に満ちた素肌を手に入れるためのガイドになれば幸いです。
ソワン美容皮膚科クリニック表参道院
院長 小平智文
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