リジュランの内出血を早く治すには?経過の見分け方とダウンタイムを短縮するコツ

リジュランの内出血を早く治すには?経過の見分け方とダウンタイムを短縮するコツ|ソワン美容皮膚科クリニック 表参道院|表参道駅徒歩30秒の美容皮膚科

リジュランの内出血を早く治すには?経過の見分け方とダウンタイムを短縮するコツ

肌の若返り効果が高いと大人気のリジュラン(サーモン注射)ですが、受ける前に気になることの1つが内出血のリスクではないでしょうか。

リジュランは薬剤を皮膚に直接注入する治療であるため、どうしてもダウンタイム中に赤みや内出血が生じる可能性があります。「仕事があるのに顔が紫になったらどうしよう」「これって失敗じゃないの?」と不安を感じる方も少なくありません。

本記事では、リジュラン後に内出血が起こる原因から、内出血をできるだけ早く治すためのケア方法、そして万が一の際の見分け方まで、詳しく解説します。

第1章 リジュラン注射のダウンタイム

リジュランの施術後、肌に点々と赤い跡や紫色の内出血ができるのは、決して珍しいことではありません。まずは、なぜ内出血が起こるのか、そのメカニズムと一般的な経過をご説明します。

1-1. なぜリジュランで内出血が起きるのか?

1-1. なぜリジュランで内出血が起きるのか?

リジュランの最大の特徴は、医師が手打ちで、皮膚の非常に浅い層へ細かく薬剤を注入していく点にあります。

内出血が起こる主な理由は、針が皮膚の毛細血管に触れることです。

  • 手打ちによる高密度な注入: 顔全体に打つ場合、数百回におよぶ注射が必要です。熟練の医師であっても、目に見えないほど細い血管をすべて避けることは物理的に困難です。
  • 皮膚の薄い部位の影響: 特に、目の下や目尻は皮膚が非常に薄く、毛細血管が密集しているため、他の部位に比べて内出血のリスクが高くなります。

【内出血を最小限に抑える工夫】

最近のクリニックでは、34G(ゲージ)という超極細針を使用するのが主流です。針が細ければ細いほど痛みは軽減され、血管を傷つけるリスクも下がります。また、カウンセリング時に血管が透けて見える箇所を事前にマーキングするなど、丁寧な医師選びが内出血抑制の第一歩となります。

1-2. 内出血が消えるまでのダウンタイムの経過

1-2. 内出血が消えるまでのダウンタイムの経過

リジュランの内出血は、時間の経過とともに色が変化し、最終的には自然に吸収されていきます。一般的な経過を以下の表で確認しましょう。

フェーズ

期間

症状の目安

直後〜当日

0日

注入部位の赤み、凸凹、軽度の鈍痛。

翌日〜3日後

1〜3日

赤みが引き、内出血がある場合は紫色や青色が濃くなる時期。

4〜7日後

4〜7日

色が黄色っぽく変化。腫れやボコボコ感はほぼ消失。

1〜2週間

10〜14日

黄色味も抜け、完全に元の肌色に戻る。リジュランの効果を実感し始める時期。

通常、メイクで隠せる程度の内出血であれば1週間以内、少し濃いめに出た場合でも2週間あれば綺麗に消失するのが一般的です。

第2章 リジュランの内出血・腫れの経過

第2章 リジュランの内出血・腫れの経過

内出血が出た際、最も不安なのは「これは通常の反応なのか、それとも副作用や失敗なのか」という点ですよね。ここでは、その見分け方を解説します。

2-1. 失敗ではない通常の内出血の見分け方

リジュラン施術後の反応として、「通常の内出血」と「注意が必要な内出血」の見分け方を把握しておきましょう。

  • 通常の内出血:
    • 色は紫→青→黄と変化する。
    • 痛みは数日以内に治まる。
    • 腫れが日ごとに引いていく。
  • 注意が必要な内出血(クリニックに要相談):
    • 激痛: 拍動を伴うような強い痛みが続く。
    • 異常な熱感: 患部が熱を持って赤く腫れ上がり、範囲が広がっている(感染の可能性)。
    • 膿(うみ): 針穴から膿が出ている。

2-2. 部位別のダウンタイム症状の違い

リジュランは打つ場所によって、現れやすい症状が異なります。

  1. 目の下・目元:
    皮膚が最も薄いため、内出血が最も出やすい部位です。一度出ると重力で少し下に色が移動することもありますが、1〜2週間で改善します。
  2. 頬:
    内出血よりも、リジュラン特有のボコボコとした膨らみ(エンボス)が目立ちやすい部位です。薬剤が吸収される1〜2日程度で平らになります。
  3. 額:
    脂肪が少ないため、注入時の痛みを感じやすいですが、内出血自体は目の下ほど長引かない傾向にあります。

第3章 リジュランの内出血を早く治す方法

第3章 リジュランの内出血を早く治す方法

もし内出血が出てしまったとしても、適切なセルフケアを行うことで、その期間を短縮することが可能です。

3-1. 施術直後から24時間以内に冷やす

内出血を最小限に抑える最大のポイントは、とにかく冷やすことです。

  • なぜ冷やすのか: 血管を収縮させることで、血管から漏れ出る血液の量を抑え、内出血が広がるのを防ぎます。
  • 具体的なアイシング手順:
    1. 保冷剤を清潔なガーゼやタオルで包む(直接当てるのは凍傷のリスクがあるため厳禁)。
    2. 1回5〜10分程度、患部に優しく当てる。
    3. これを当日の間に数回繰り返す。

※ただし、24時間を経過した後は、逆に冷やしすぎると血行が悪くなり吸収を遅らせるため、冷やすのは当日のみにとどめましょう。

3-2. 血行を促進させるNG行動

施術後2〜3日は、内出血悪化を防ぐため、血行を良くしすぎないことが大切です。血流が良くなると、傷ついた血管から再び出血したり、腫れが強まったりするリスクがあります。

以下の行動は、内出血が落ち着くまで、最低でも48時間は控えましょう。

  • 長風呂・サウナ: 湯船に浸からず、ぬるめのシャワーで済ませてください。
  • 激しい運動: 筋トレやランニングは数日お休みしてください。
  • 過度の飲酒: アルコールの摂取はダウンタイムを長引かせる最大の原因になります。

3-3. 洗顔・スキンケアで意識すべきポイント

リジュラン後の肌は、無数の針穴が開いた非常にデリケートな状態です。洗顔・スキンケアの際は、以下のポイントに注意してください。

  • 摩擦は絶対にNG: 洗顔時にゴシゴシ擦ると、毛細血管に物理的な刺激が加わり、内出血が長引きます。たっぷりの泡で押し洗いすることを心がけてください。
  • 低刺激なケア: アルコール高配合のトナーや、ピーリング成分を含むスキンケアは数日間避け、保湿重視のケアに切り替えましょう。
  • 紫外線対策の徹底: 内出血がある部位に強い紫外線が当たると、そのまま色素沈着として残ってしまうリスクがあります。低刺激な日焼け止めや帽子で、必ず遮光してください。

第4章 リジュラン後の内出血を隠すメイクのコツ

第4章 リジュラン後の内出血を隠すメイクのコツ

リジュランの施術翌日、どうしても外せない用事がある方も多いはず。内出血が出てしまっても、上手にメイクで隠せば周囲に気づかれずに過ごすことが可能です。

4-1. 黄色・紫色の内出血を打ち消すコンシーラー

内出血は時間の経過とともに色が変わります。その時の色に合わせて、反対色のコントロールカラーを使うのが、厚塗りを防いで自然に隠すコツです。

内出血の色

おすすめのコンシーラー・補色

理由

赤みが強い時期

グリーン

赤の反対色である緑で赤みを打ち消す。

紫・青っぽい時期

オレンジ・イエロー

暗い色味を明るく補正し、血色感を足す。

黄色っぽい時期

ラベンダー・薄いピンク

黄ぐすみを飛ばし、透明感を出す。

 

【摩擦を減らすメイク術】

内出血部位にコンシーラーを塗る際、指で横にスライドさせるのは厳禁です。摩擦で皮膚内の血管に刺激を与え、内出血を悪化させる可能性があるからです。

チップや指の腹でトントンと垂直に叩き込むように馴染ませ、ぼかすことで綺麗に隠せます。

また、ドラッグストア等で市販されているものの他に、美容クリニック等で購入できる医療用コンシーラーもあります。これらはレーザー治療後のアザを隠すために開発されているため、非常にカバー力が高いです。

4-2. 施術翌日からのメイクの注意点

リジュランの針穴が完全に閉じるまでには、個人差がありますが通常数時間から24時間程度かかります。

多くのクリニックでは、フルメイクは翌日からにするよう推奨しています。当日は日焼け止め程度にとどめ、肌を休ませましょう。

また、しっかりメイクで隠した後は、低刺激なクレンジングで優しく落とすことが大切です。オイルクレンジングで強く擦るよりも、厚みのあるジェルやミルクタイプでメイクを浮かすように洗いましょう。

第5章 リジュランで内出血を抑えるための対策

内出血は「出てから治す」だけでなく、出すリスクを最小限に抑えるための事前準備が非常に重要です。

5-1. 注入方法(手打ちor水光注射)の選択

リジュランには大きく分けて、医師が手動で打つ「手打ち」と、専用のマシンで打つ「水光注射」の2通りがあります。

  • 手打ち:
    • メリット: お悩みに合わせて、気になる部位(目の下のシワなど)に集中的に注入できます。
    • デメリット: 医師の技量に左右されやすく、穿刺回数が多いため内出血のリスクが高いです。
  • 水光注射(マシン注入):
    • メリット: 吸引しながら均一な深さに素早く注入できるため、痛みが少なく内出血も抑えやすいです。
    • デメリット: 薬剤が漏れやすく、手打ちほどの細かい調整は難しくなります。

5-2. 普段飲んでいるサプリメント・薬のチェック

意外と見落としがちなのが、普段飲んでいるサプリメントや薬の影響です。血液をサラサラにする成分を摂取していると、微細な針穴からも出血しやすくなり、内出血が重症化してしまう可能性があります。

  • 避けるべきものの例:
    • サプリ: ビタミンE、魚油(EPA・DHA)、イチョウ葉エキスなど
    • 薬: アスピリン、イブプロフェンなどの抗血小板剤・鎮痛剤(※処方薬の場合は必ず主治医に相談してください)

第6章 リジュランの効果とリスクに関するよくある質問

第6章 リジュランの効果とリスクに関するよくある質問

6-1. 「ボコボコが消えない」「効果がない」と感じる原因は?

「施術したのに肌がデコボコになったまま…」「1回打ったけど変化がない」という声もありますが、これには理由があります。

  • ボコボコの正体: リジュランは粘度が高い薬剤のため、注入直後は蚊に刺されたような膨らみができるのが正常です。通常は24時間、長くても2〜3日で皮膚に吸収されて馴染みます。
  • 回数の目安: リジュランは1回で大きな変化を出すものではなく、肌細胞を再生・修復させる治療です。2〜3週間おきに3〜5回継続することで、肌の土台が整い、ハリやツヤを長期的に維持できるようになります。

6-2. アレルギー反応や失明のリスクはある?

SNSなどでリジュランのリスクを目にすると不安になりますよね。ですが、リジュランの性質や副作用のリスクを正しく理解すれば、落ち着いて施術を検討いただけるはずです。

  • リジュランの安全性: リジュランの主成分「ポリヌクレオチド(PN)」は、ヒトのDNAと親和性が高いサーモン由来の成分です。タンパク質を含まないため、重篤なアレルギー反応が起こる確率は極めて低いとされています。
  • 失明リスクについて: ヒアルロン酸注入などのフィラーとは異なり、リジュランは血管を詰まらせる栓塞のリスクが極めて低い製剤です。さらに、皮膚の非常に浅い層(表皮・真皮)に打つため、神経や深い血管を傷つける可能性はほとんどありません。

第7章 納得のいくリジュラン施術を受けよう

7-1. カウンセリングで必ず確認すべき質問

納得して施術を受けるために、以下の3点をカウンセリングで医師に質問してみてください。

  1. 「私の肌質や今の状態なら、どのくらいの内出血になりますか?」
  2. 「内出血を抑えるために、どのような針や注入方法で施術していただけますか?」
  3. 「万が一、腫れが引かない場合のアフターフォロー体制はどうなっていますか?」

これらの質問にリスクを含めて誠実に答えてくれる医師こそが、信頼できる医師です。

まとめ:内出血を恐れず、理想の肌へ

リジュランによる内出血は、肌が生まれ変わる過程で起こる一時的なサインに過ぎません。適切なケアと隠し方を知っていれば、ダウンタイムは決して怖いものではありませんよ。

この記事で紹介したケアを実践し、ぜひ自信の持てる肌を手に入れてください。

 

ソワン美容皮膚科クリニック表参道院

院長 小平智文

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