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「リジュランって何回打てば効果が出るの?」「1回だけでも意味はある?」「3回続けたのに変化を感じない……」──リジュラン注射の回数について、こんな疑問を抱えていませんか?
リジュランはヒアルロン酸のように「1回で見た目を変える」治療ではなく、肌の自己再生力を段階的に引き出していく治療です。そのため、何回でどの程度の効果が出るかは、お悩みの種類・年代・部位によって異なります。
本記事では、リジュランが何回で効果を実感できるのか、回数ごとに肌で何が起きているのか、そして悩み別・年代別の最適な施術回数まで、院長として日々患者さんを診てきた経験を交えながら徹底解説します。
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第1章 リジュランは何回で効果が出る?基本の答えと回数が必要な理由
1-1. 結論:基本は3〜4回で効果実感、悩みにより4〜6回も視野に

「リジュランは何回で効果が出ますか?」というご質問は、当院のカウンセリングでも非常に多くいただく質問のひとつです。
結論からお伝えすると、基本は3〜4回を目安にしていただくことが多いです。ただし「何回で効果が出るか」は一律には言えず、悩みの種類や深さ、肌の状態、年代などによって変わります。
– 小じわ・うるおい改善が目的の方:2〜3回で変化を感じやすい
– 毛穴・キメ改善が目的の方:3〜4回で肌密度の変化を実感しやすい
– ニキビ跡・クレーターが目的の方:4〜6回以上の継続が望ましい
また、施術の効果を最大化するには、2〜3週間おきに計4回の集中ケアを完遂することを当院でも推奨しています。このペースを守ることが、肌再生のサイクルを最大限に活かすための基本です。
1-2. なぜ複数回必要?ポリヌクレオチド(PDRN)と線維芽細胞の再生サイクル

リジュランの主成分はポリヌクレオチド(PDRN:Polydeoxyribonucleotide)──サーモンのDNAから精製した成分です。これが肌の真皮層に届くと、線維芽細胞を活性化させます。
線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチンをつくる”肌の工場”ともいえる細胞です。1回の施術でも活性化は起きますが、細胞が本格的に再生サイクルに乗るまでには時間がかかります。
ここで重要になるのが「追い打ち」の考え方です。1回目の注入で活性化し始めた線維芽細胞が「元の状態に戻ろうとする前に、次のPDRNを補充する」ことで、細胞の再生が右肩上がりに積み上がっていきます。
– 1回目:細胞への刺激が入り、微弱な再生スイッチがオンになる
– 2〜3回目:前回の活性化が残っている状態で追加刺激が入り、相乗効果が生まれる
– 4回目:コラーゲン産生が安定し、肌の土台が完成に近づく
これが複数回の施術が推奨される科学的な理由です。「1回だけ打って終わり」では、肌再生の波を活かしきれていない状態ともいえます。
1-3. ヒアルロン酸との違い──「補う」治療と「育てる」治療では必要回数が変わる
リジュランと並んでよく比較されるのがヒアルロン酸注射です。ヒアルロン酸は「不足したボリュームをその場で補う」治療なので、1〜2回の施術でも見た目の変化を感じやすいという特徴があります。
一方、リジュランは「肌自身の力を育てる」治療です。効果の出方はゆっくりですが、自力で作り出したコラーゲンやエラスチンによる変化であるため、仕上がりが非常に自然で、長期的に持続しやすいという特徴があります。
| 比較項目 | リジュラン(PDRN 2%) | ヒアルロン酸注射 |
|———|———————|—————-|
| 効果の出方 | 緩やかに積み上がる | 施術直後から変化しやすい |
| 推奨回数 | 3〜4回(集中ケア) | 1〜2回(目的による) |
| 効果の仕組み | 肌の自己再生力を引き出す | 不足量を外から補う |
| 持続期間 | 3〜5ヶ月(4回完遂後は半年以上) | 6ヶ月〜1年程度(製剤による) |
| 仕上がりの自然さ | 非常に自然 | 入れすぎると不自然になりやすい |
「回数が多い分だけ手間がかかる」というのはその通りです。しかし、リジュランの場合は回数を重ねることで効果が積み重なるため、「肌に投資をしている」感覚でご参加いただいている患者さんが多いです。
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第2章 リジュランの回数別に肌で起きていること──1回・2回・3回・4回の変化
2-1. 1回目:うるおい感の変化と「効果なし」と感じやすい理由
1回目の施術直後、肌にPDRNが注入されると、まず組織の保水性が高まる変化が生じます。2〜3日でダウンタイム(赤み・エンボスの跡)が落ち着いてくる頃から、「なんとなく肌がもっちりしてきた気がする」という感覚を持つ方が多いです。
しかし、1回目ではコラーゲンの産生はまだごくわずかです。「打ったのに全然変化がない」と感じる方の多くは、この段階で判断されているケースが多いように思います。
【専門家コメント】
1回目の施術では、肌の土台作りがまだ始まったばかりの状態です。植物に例えると、種を蒔いた直後のようなもの。発芽していないからといって「種が悪い」わけではありません。次の施術までの間にも、体内では着実に変化が準備されています。
1回目でわかりやすく変化が出やすいのは、目元(リジュランiの施術)や、もともと乾燥や赤みが強い方です。肌の再生に必要な素地がある場合は、1回目でも「前より乾燥しにくくなった」という変化を感じやすいです。
2-2. 2回目:線維芽細胞が活性化し、ハリの兆しを感じ始める
2回目の施術は、1回目から2〜3週間後に受けていただくのが理想です。このタイミングで注入すると、1回目の刺激が残っている線維芽細胞に、さらなる活性化の波が重なります。
この時期から、多くの方が「なんとなくハリが出てきた気がする」「毛穴が少し目立ちにくくなった気がする」という変化を感じ始めます。ただしこの段階ではまだ自覚症状の出方に個人差があり、周囲から指摘されるほどの変化ではないことが多いです。
2回目以降は、PDRNが肌に蓄積・吸収されるのではなく、「線維芽細胞が自分でコラーゲンを作り出す体制を整えていく」プロセスが本格化していきます。コラーゲンは肌に沈着するまでに数週間かかるため、2回目施術後の2週間〜1ヶ月後にも変化が続きます。
2-3. 3回目:コラーゲン産生が安定期へ──周囲から「肌が変わった」と気づかれる時期
3回目の施術を終える頃が、多くの方にとって実感のターニングポイントです。「友人に『肌が綺麗になった』と言われた」「ファンデーションのノリが明らかに変わった」という患者さんの声が特に集中するのも、この3回目前後です。
【施術を受けた患者さんの感想】
「1回目・2回目は正直わからなかったのですが、3回目が終わって2週間後に、毎日会っている夫から『なんか最近肌の調子よくない?』と言われて。自分では少しずつ変わっていたのかもしれませんが、人に気づかれたのが一番の実感でした。」
このような反応は多くの患者さんから聞かれます。3回目以降はコラーゲン産生が軌道に乗り、肌のキメが整い、触ったときの弾力感が増すという変化が顕著になってきます。
2-4. 4回目:肌の土台が完成し、効果の持続性が大きく変わる
当院で基本としてご提案している4回コースを完遂した後は、肌の土台そのものが強化された状態になります。このフェーズでは、肌が自力でコラーゲンやエラスチンを産生するサイクルが確立されており、4回目終了後から3〜5ヶ月はその効果が持続します。
ただし、肌の老化は日々進行しています。4回コースを終えた後に何もしないでいると、半年〜1年後には再生サイクルが緩やかに落ちてきます。次のメンテナンスを始めるタイミングとして、以下のサインが出始めたら目安にしてください。
– 洗顔後の肌のつっぱりが以前より強くなってきた
– 夕方になるとファンデーションが毛穴や小じわに溜まりやすくなってきた
– 肌のキメが少し粗くなり、触ったときの「もっちり感」が薄れてきた
2-5. 5回目以降(メンテナンス期):年1〜2回で美肌のベースラインを維持
4回コースで一度「肌の土台」を完成させた方がメンテナンスを継続すると、年々美肌のベースラインが高まっていく傾向があります。当院では4回完遂後のメンテナンスを半年ごとに1回を目安にご提案しています。
メンテナンス期に入ると、1〜2回の施術でも効果を十分に実感しやすくなります。これは一度活性化した線維芽細胞が「反応しやすい状態」になっているためです。定期的なメンテナンスを続けることで、「年齢とともに肌が衰えていく」ではなく「年齢を感じさせない肌を長く保てる」ことが、リジュランを継続される方の最大のメリットです。
| 回数 | 肌の状態 | 主な実感ポイント | 推奨間隔 |
|——|———|—————-|———|
| 1回目 | 保水性が高まり始める | うるおい感の変化 | 施術後2〜3週間で2回目へ |
| 2回目 | 線維芽細胞が活性化 | ハリの兆し・毛穴の小変化 | 施術後2〜3週間で3回目へ |
| 3回目 | コラーゲン産生が安定期へ | 周囲から気づかれる変化 | 施術後2〜3週間で4回目へ |
| 4回目 | 肌の土台が完成 | 持続性の向上・全体的な肌質改善 | 3〜5ヶ月後にメンテナンスへ |
| 5回目以降 | メンテナンス期 | 美肌ベースラインの維持・向上 | 半年〜1年に1回 |
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第3章 悩み別に見るリジュランの推奨回数──小じわ・毛穴・ニキビ跡・クマ・たるみ

3-1. 小じわ・ちりめんじわ:2〜3回で実感しやすい比較的軽度の悩み
目元や口元の小じわ・ちりめんじわは、リジュランの効果が出やすいお悩みのひとつです。皮膚が薄く水分を保持しにくい部位では、PDRNによる保水性の改善がダイレクトに現れやすいためです。
2回目の施術を終えた頃から、「ちりめんじわが以前より目立ちにくくなった」「メイクのノリが良くなった」という変化を感じる方が多く見られます。3回を目安に、多くの方が実感段階に入ります。
目元の小じわにはリジュランi(アイ)がよく使われます。目元専用の製剤で、低粘度に調整されているため、薄くデリケートな目元の皮膚にも馴染みやすい特徴があります。
3-2. 毛穴の開き・キメ改善:3〜4回で肌密度の変化を感じやすい
毛穴の開きや肌のキメの粗さは、コラーゲン量の低下や皮膚の弾力低下が根本原因のひとつです。PDRNが線維芽細胞を活性化し、毛穴周囲のコラーゲンが増えることで、毛穴が内側から引き締まる変化が期待できます。
毛穴改善は「急に変わる」というよりも、3〜4回を重ねる中で「ふと気づいたら毛穴が目立ちにくくなっていた」という変化の出方が多いです。4回コースを完遂した後、季節の変わり目や乾燥しやすい時期でも毛穴が目立ちにくい状態をキープしやすくなる傾向があります。
3-3. ニキビ跡・クレーター:リジュランSで4〜6回以上の継続が望ましい理由
繰り返すニキビによって残った凹み(クレーター)や肌の凹凸感は、比較的回数を要するお悩みです。ニキビ跡は皮膚組織の損傷によって生じており、コラーゲン産生だけでなく組織の再構築が必要なためです。
このお悩みにはリジュランSが適しています。リジュランSはPDRN濃度2%で、ほかの製剤より粘度が高く設計されており、凹んだ組織を内側から修復・補正する働きが期待できます。4〜6回を目安にしていただくことが多く、患者さんによっては6回以上の継続で顕著な改善を感じるケースもあります。
【専門家コメント】
ニキビ跡の場合、「凹みが完全になくなる」という状態まで持っていくのは、どの治療法でも難しいケースがあります。しかし、4〜6回の継続で「凹みが目立ちにくくなり、全体的な肌のキメが整ってきた」という変化は多くの方に見られます。リジュランSのほか、ポテンツァとの組み合わせも有効な場合があり、カウンセリングでご相談ください。
3-4. 目の下のクマ(青クマ・茶クマ・黒クマ=影クマ):リジュランiで3〜4回
目の下のクマには青クマ(血行不良)・茶クマ(色素沈着)・黒クマ=影クマ(目の下のたるみや影)・赤クマの種類があります。このうちリジュランが特にアプローチしやすいのは、青クマと茶クマです。
PDRNが新生血管の形成を促すことで血行が改善され、暗く見えていた目の下が明るくなる効果が期待できます。また茶クマは、摩擦による色素沈着やメイクの落とし残し・乾燥などが原因であることが多く、PDRNの細胞修復作用と肌のターンオーバー活性化が有効に働きます。
目の下への施術には、目元専用に設計されたリジュランi(アイ)を使用します。3〜4回を基本にご提案しており、目の下の変化は目元の皮膚が薄い分、比較的早く実感が出やすい部位でもあります。
なお、黒クマ=影クマについては、たるみや骨格の変化が主因となるケースも多く、脂肪注入や脱脂術など他のアプローチとの組み合わせを検討するケースもあります。
3-5. たるみ・全体的なエイジングケア:4回完遂+半年ごとのメンテナンス
顔全体のたるみや全体的なエイジングケアを目的とする場合は、4回コースを基本とした上で、半年〜1年ごとのメンテナンスを継続することが最も効果的です。
たるみはコラーゲンの減少や皮膚の弾力低下が長期間にわたって進行した結果です。そのため短期間での改善は難しく、継続的な「肌育」の積み重ねが必要になります。当院ではリジュランブラック(PDRN 2%)を顔全体の肌質改善に使用しています。
| お悩み | 推奨製剤 | 基本回数 | メンテナンス頻度 |
|——–|———|———|—————-|
| 小じわ・ちりめんじわ | リジュランi(目元)/ リジュランブラック | 2〜3回 | 半年〜1年に1回 |
| 毛穴・キメ改善 | リジュランブラック | 3〜4回 | 半年に1回 |
| ニキビ跡・クレーター | リジュランS | 4〜6回以上 | 4〜6ヶ月に1回 |
| 目の下のクマ | リジュランi(アイ) | 3〜4回 | 半年〜1年に1回 |
| たるみ・全体的エイジング | リジュランブラック | 4回 | 半年に1回 |
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第4章 年代別に最適化するリジュランの回数プラン
4-1. 20代:予防美容として1〜2回でも意味がある
20代の方がリジュランを受けるケースは「今の肌を守りたい」「毛穴や肌荒れのリセットをしたい」という予防美容・肌質改善の目的が多いです。
20代は肌のターンオーバーも活発で、1回の施術でもPDRNに対する反応が出やすい傾向があります。そのため、「がっつり回数を重ねる」必要はなく、年1〜2回の施術でも十分なケースが多いです。
ただし、もともと毛穴が広がっている・ニキビ跡が気になるという方は、最初の集中ケアとして3〜4回受けておくことで、その後の肌のベースラインが大きく変わることもあります。「まず1〜2回試してみて、続けるかどうかカウンセリングで相談する」というアプローチもお勧めです。
4-2. 30代:初期エイジングサインに3回コース+半年〜1年に1回メンテ
30代になると、肌のターンオーバーが緩やかになり始め、目元の小じわ・毛穴の開き・くすみといった初期エイジングサインが現れ始めます。
この年代では、まず3回の集中ケアで肌の土台を整え、その後は半年〜1年に1回のメンテナンスを続けることが効果的です。30代前半は自己再生力がまだ高いため、3回コースでも十分な変化を感じやすく、費用対効果が高い年代でもあります。
【専門家コメント】
30代で「美肌の種まき」をしておくと、40代以降の肌の老化の速度が変わってきます。当院でも「30代から定期的に通ってくださっている方は、40代に入っても非常に肌の質感が維持されている」と感じる患者さんが多くいらっしゃいます。
4-3. 40代:4回コースを基本に4〜6ヶ月ごとのメンテで肌密度を維持
40代になると、コラーゲンやエラスチンの産生量が著しく低下し、ハリの低下・たるみ・深いシワ・乾燥などが顕著になってきます。
この年代では、4回コースをしっかり完遂した上で、4〜6ヶ月ごとのメンテナンスを続けることが最も効果的です。肌の再生サイクルが遅くなっているため、30代よりもメンテナンス間隔をやや短めにすることで、効果を切らさずに維持しやすくなります。
また40代の方にとっては、施術回数と同様に「どの製剤を選ぶか」「プルリアルとの組み合わせをどうするか」も重要です(詳しくは第7章で解説します)。
4-4. 50代以降:肌のターンオーバー低下に合わせた回数調整
50代以降は肌のターンオーバーがさらに遅くなり、PDRNの刺激に対する反応も穏やかになってくる傾向があります。そのため、1回ごとの効果実感は出にくくなる場合がありますが、継続することで確実に肌質の改善が積み重なっていきます。
この年代では、「回数で変化を大きく出す」というよりも、「肌の老化を最小限に抑えるための継続ケア」という意味合いが強くなります。4〜6回の集中ケアからスタートし、その後は3〜4ヶ月ごとのメンテナンスを視野に入れることをお勧めします。
| 年代 | 主な目的 | 基本の施術回数 | メンテナンス頻度 | 期待できる変化 |
|——|———|————-|—————-|————-|
| 20代 | 予防美容・毛穴改善 | 1〜2回(悩みにより3〜4回) | 年1〜2回 | 毛穴引き締め・肌のキメ細かさ |
| 30代 | 初期エイジング対策 | 3回 | 半年〜1年に1回 | 小じわ改善・乾燥の改善・くすみ解消 |
| 40代 | ハリ・弾力・たるみ | 4回 | 4〜6ヶ月に1回 | 肌全体のタイトニング・シワの軽減 |
| 50代以降 | 老化の進行を緩やかに | 4〜6回 | 3〜4ヶ月に1回 | 肌密度の維持・艶感の回復 |
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第5章 「リジュランを何回打っても効果がない」と感じる5つの原因

5-1. 施術間隔が空きすぎている
「4回打ったけど変化がわからない」という方の中で最も多い原因のひとつが、施術の間隔が空きすぎてしまっているケースです。
1回目から2回目まで2ヶ月以上空いてしまった場合、1回目で活性化した線維芽細胞は元の休止状態に戻りつつあります。そこに2回目の刺激が入っても、「積み重ね」ではなく「また1回目からのスタート」になってしまうため、4回打っても相乗効果が生まれにくくなります。
理想は2〜3週間おきに4回を計画的に受けることです。多忙なスケジュールの中でもこの間隔を守ることが、効果を最大化する最大のポイントです。
5-2. 悩みに合わない製剤を選んでいる
リジュランには目的に応じた複数の製剤があります。目元の小じわに悩んでいるのに顔全体用の製剤のみを打っている、ニキビ跡に悩んでいるのにリジュランS以外の製剤を選んでいる、といった「製剤のミスマッチ」が効果実感を薄くすることがあります。
当院で取り扱っている3種類の製剤(リジュランブラック・リジュランi・リジュランS)は、いずれもPDRN濃度2%ですが、粘度や注入層が異なります。お悩みの部位や種類に合わせた製剤選択が重要です。カウンセリングで「どこをどう改善したいか」を具体的にお伝えいただくことで、より適切な提案が可能です。
5-3. 1回ですべてを期待してしまっている
「1回で大きく変わるはず」という期待が大きすぎると、施術後に「効果がなかった」と感じやすくなります。リジュランは「肌を育てる」治療であり、1回目は種まきの段階です。
2〜3回を経てようやく変化が現れてくるという性質を事前に理解していただくと、途中で諦めてしまうことなく続けられます。「変化が出るのは3回目頃から」という前提で、ご自身の肌の変化をゆっくり観察していただくことが大切です。
5-4. スキンケアや生活習慣が再生を妨げている
リジュランを打った後の肌は、新しいコラーゲンを作ろうとしています。このプロセスを妨げる行動があると、せっかくの施術効果が出にくくなります。
– 施術後の紫外線対策の不足:UV刺激はコラーゲンを分解するため、せっかく産生されたコラーゲンが壊されやすくなります
– 喫煙・睡眠不足:細胞の修復に必要な酸素や栄養の供給が減少します
– 保湿不足:肌の再生にはうるおいのある環境が必要で、乾燥は再生スピードを下げます
施術後のスキンケアについては、低刺激の保湿ケアと徹底した日焼け止めの使用をお勧めしています。
5-5. 医師の注入技術が肌の層に合っていない
リジュランはPDRNを真皮層の適切な深さに注入することで、線維芽細胞に直接働きかけます。注入が浅すぎたり深すぎたりすると、ターゲットとなる細胞層に届かず、効果が出にくくなります。
注入技術は施術者の経験と技術に大きく左右されます。「何度打っても変化がない」という場合は、施術を受けているクリニックの注入技術やカウンセリングの質を改めて確認することも一つの選択肢です。
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第6章 リジュランを何回打つ場合も知っておきたい注意点と禁忌
6-1. 1回ごとのダウンタイム──赤み・内出血・エンボスの跡の経過
リジュランは注射を使う施術であるため、回数を重ねても施術ごとにダウンタイムが生じます。回数によってダウンタイムが軽くなるというわけではありませんが、適切なケアで影響を最小限に抑えることができます。
主なダウンタイムの症状と経過は以下の通りです。
– 赤み・針痕:施術当日〜2〜3日で目立ちにくくなります
– エンボスの跡(ボコボコ感):手打ちの場合に注入直後から数日出ることがありますが、数日〜1週間で平坦になります
– 内出血:出た場合は1週間前後で消失することが多いです
– 腫れ:注入直後から数時間で落ち着くのが一般的です
【専門家コメント】
2〜3回目以降も、体調やタイミングによって内出血が出やすい時期があります(生理前後、抗凝固薬服用時など)。毎回の施術前に現在の体調や服用薬についてお伝えいただくと、施術プランを最適に調整できます。
6-2. 施術後の制限──シャワー・メイク・サウナの目安
回数を重ねる方は特に、施術ごとの日常生活への影響を把握しておくことが大切です。当院での基本的な制限は以下の通りです。
– シャワー:当日から可能です
– メイク:翌日から可能です
– サウナ・激しい運動・顔面マッサージ:施術後1週間は控えてください
– 飲酒:当日は避けてください
何回施術を重ねても、上記の制限は毎回守っていただく必要があります。特にサウナや激しい運動は血流を過剰に高め、腫れや内出血が出やすくなるため注意が必要です。
6-3. 禁忌:この条件に当てはまる方は何回でも受けられません
回数の問題ではなく、そもそもリジュランを受けられない条件があります。
– 魚・魚卵アレルギーのある方:リジュランはサーモン由来の成分であるため、アレルギー反応が起きるリスクがあります
– 妊娠中・授乳中の方:安全性のデータが十分でないため施術は行っておりません
– 自己免疫疾患をお持ちの方・免疫抑制剤を使用中の方:事前のご申告が必要です
これらの条件に当てはまる場合は、回数に関係なく施術をお断りしています。必ずカウンセリング時にご申告ください。
6-4. 他施術との併用間隔(ボルハイフ・スキンボトックス・ピーリング等)
リジュランを他の美容施術と組み合わせることは効果的ですが、適切な間隔を守ることが重要です。当院でリジュランと組み合わせ可能な施術と、適切な間隔の目安を以下に示します。
– スキンボトックス:リジュランとの相性が良く、組み合わせることで肌のハリと毛穴改善に相乗効果が期待できます
– ボルハイフ(HIFU):前後2週間程度の間隔をあけることを推奨しています
– ピーリング:古い角質を取り除いた後にリジュランを受けると、成分の馴染みが良くなる場合があります。通常1週間程度の間隔を推奨します
– 美肌点滴:リジュランとの同日施術も可能なケースがあります。詳細はカウンセリングでご相談ください
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第7章 当院ソワン美容皮膚科クリニック表参道院でのリジュラン施術回数プラン

7-1. 取り扱う3製剤(リジュランブラック・リジュランi・リジュランS)と濃度
当院では、お悩みの種類や部位に応じて以下の3種類のリジュランを使い分けています。いずれもPDRN濃度2%の高濃度製剤です。
| 製剤名 | 主な特徴 | 適した部位・悩み | 推奨施術回数 |
|——–|———|—————-|————-|
| リジュランブラック | 高濃度(PDRN 2%)の全体用製剤。肌再生の幅広い底上げに対応 | 顔全体のハリ・キメ・たるみ・全体的エイジングケア | 4回(2〜3週ごと) |
| リジュランi(アイ) | 目元専用に粘度を調整。細い針で薄い皮膚にも馴染みやすい | 目元の小じわ・ちりめんじわ・目の下のクマ | 3〜4回(2〜3週ごと) |
| リジュランS | 粘度が高く、凹んだ組織を内側から修復・補正 | ニキビ跡・クレーター・毛穴の深い凹み | 4〜6回(3〜4週ごと) |
どの製剤を選ぶかは、カウンセリングで肌の状態をしっかり確認した上でご提案します。「まずは顔全体のリジュランブラックを4回受けてみて、その後お悩みに応じてリジュランiやSを追加する」という進め方をする方も多いです。
7-2. 睡眠リジュラン(静脈麻酔下)で痛みの強い回数も完遂しやすく
リジュランは針を使った注射施術であるため、痛みが気になって「途中で回数を減らしてしまった」というケースも少なくありません。
当院では睡眠麻酔(静脈麻酔)を使用した「睡眠リジュラン」を提供しています。麻酔科の技術を活かし、うとうとした状態で施術を受けていただくことで、痛みを感じることなく安心して回数を完遂できる環境を整えています。「痛みが怖くて続けられるか不安」という方には特にお勧めしています。
7-3. 患者の目の前で薬剤を開封──何回通っても正規品で安心
リジュランは海外製剤であり、偽造品や劣化品が市場に出回るリスクがある製品でもあります。当院では、患者さんの目の前で毎回必ず薬剤を開封しています。何回目の施術であっても同じです。
これは単に「見せる」というだけでなく、正規品であることを患者さん自身に確認していただくことで、安心感と信頼性を担保する取り組みです。通院回数を重ねるほど、「この製剤で確かに治療を受けている」という確信が安心感につながります。
7-4. プルリアルとの組み合わせによる相乗効果
プルリアル(PN 1%)はリジュランと同じポリヌクレオチド系の製剤ですが、特に保水力と持続性に優れています。非架橋ヒアルロン酸を配合することで、うるおいの維持に特化した設計になっています。
「リジュランで肌再生の力を高めながら、プルリアルでうるおいを補充する」という組み合わせは、乾燥が強い方や40代以降のエイジングケアを重視する方にとって効果的なアプローチです。組み合わせる場合の具体的な回数計画については、カウンセリングでご相談ください。
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第8章 リジュランの回数に関するよくある疑問
8-1. 1回だけでも効果はありますか?
あります。ただし、1回の施術では肌再生の「スイッチが入り始めた段階」にとどまります。うるおい感の変化は1〜2週間後に感じる方が多いですが、コラーゲン産生が本格化するのは複数回を重ねてからです。「1回だけ試してみたい」という方はぜひご相談ください。ただし最大限の効果を引き出すには、3〜4回のコース完遂をお勧めします。
8-2. 何回打てばずっと効果が続きますか?
残念ながら、何回打っても永続的に効果が続くわけではありません。リジュランは肌を「育てる」治療であり、老化のプロセスは日々進んでいます。4回コース完遂後は効果が3〜5ヶ月持続しますが、その後は半年に1回程度のメンテナンスを続けることで、美肌のベースラインを高く保つことができます。
8-3. 回数を増やせば早く効果が出ますか?
必ずしもそうとは言えません。施術と施術の間隔が短すぎると、肌がまだ修復プロセス中にもかかわらず次の刺激が入ることになり、ダウンタイムが長引いたり、かえって効率が落ちる可能性があります。効果を早く出したいからといって、1週間に何度も受けることはお勧めしていません。推奨間隔(2〜3週間)を守ることが、最も効率的に効果を引き出すための方法です。
8-4. 当日にシャワー・メイクはできますか?
シャワーは当日から可能です。メイクは翌日から可能です。ただし施術当日の長風呂・サウナ・激しい運動・飲酒は避けてください。何回目の施術であっても、この制限は毎回守っていただく必要があります。
8-5. 何回くらいで周囲に気づかれますか?
当院の患者さんの感想を見ると、3回目前後から「肌の調子が良くなったね」「なんか雰囲気が変わった」と言われるケースが多いです。ただし、もともとのお悩みの深さや年代によって個人差があります。「劇的な変化」というよりも、「自然と肌が整ってきた」という変化の出方が多いため、じっくり経過を見ていただくことが大切です。
8-6. 効果に満足したら回数を減らしてもいい?
はい、問題ありません。4回コースを完遂して十分な満足感が得られた場合、その後はメンテナンスを半年〜1年に1回程度に減らすことも可能です。ご自身の肌の変化を見ながら、担当医師と相談して最適なペースを調整していきましょう。
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まとめ:あなたに最適なリジュランの回数で、自分の肌を育てていく
「リジュランは何回で効果が出るか」という問いに対する答えは、3〜4回が標準的な目安ですが、正解はお悩みの種類・年代・部位によって変わるということです。
1回では種まきの段階。2〜3回で変化の兆しが現れ始め、3〜4回で肌の土台が整います。そしてその後のメンテナンスを続けることで、「年齢とともに肌が衰えていく」ではなく「着実に美肌のベースラインを高めていく」という変化へとつながります。
まずは最初の3〜4回を完遂することが、リジュランの効果を正しく評価するための第一歩です。回数を重ねる中で疑問が生じた際は、施術のたびに担当医師に相談しながら進めてください。当院では初回カウンセリングで、あなたの肌状態と目的に合った回数プランを個別にご提案しています。リジュランを通じた「肌育」の第一歩を、ぜひ当院でご一緒できれば幸いです。
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ソワン美容皮膚科クリニック表参道院
院長 小平智文
Instagram: [@soinbeautyclinic](https://www.instagram.com/soinbeautyclinic/)



