リジュラン注射は効果ない?効果がないと言われる理由や効果を引き出す8つのポイントをプロが解説

リジュラン注射は効果ない?効果がないと言われる理由や効果を引き出す8つのポイントをプロが解説|ソワン美容皮膚科クリニック 表参道院|表参道駅徒歩30秒の美容皮膚科

リジュラン注射は効果ない?効果がないと言われる理由や効果を引き出す8つのポイントをプロが解説

目次

「肌のハリがなくなってきた」「目元の小じわがアイクリームで改善しない」……そんなエイジングの悩みに応える治療として注目されているのがリジュラン注射です。

しかし、ネットやSNSでは「リジュランは効果がない」「痛いだけで変わらなかった」という声を目にすることもあります。せっかく勇気を出して美容医療を受けるなら、確実に手応えを感じたいと思うのは当然のことです。

本記事では、リジュラン注射がなぜ「効果がない」と言われてしまうのか、その真の理由を専門的な視点から紐解きます。あわせて、1回の施術で諦めず、理想のツヤ肌を手に入れるための具体的なポイントを詳しく解説します。

第1章 リジュラン注射とは

リジュラン注射は、単に溝を埋めるだけの従来のフィラー(充填剤)とは一線を画す、「肌育のための治療です。

1-1. リジュラン注射の効果

1-1. リジュラン注射の効果

リジュランの主成分は、サーモンから抽出されたポリヌクレオチド(PN)という物質です。この成分には、ダメージを受けた皮膚の自己再生力を活性化させる働きがあります。

一般的に、加齢や紫外線によって衰えた肌細胞に働きかけ、以下のような多岐にわたるメリットをもたらすとされています。

肌弾力の回復: 真皮層のコラーゲンやエラスチンの増生を促し、内側から押し返すようなハリを与えます。

小じわ・刻まれたシワの改善: 特に皮膚の薄い目元や口元の細かなシワに対し、密度を高めることでアプローチします。

肌質の根本改善: 皮脂バランスを整え、毛穴の引き締めや赤みの軽減、肌のキメを整える効果が期待できます。

バリア機能の強化: ダメージに強い健やかな肌状態へと導きます。

多くの患者さんを診ていると、特にお疲れ顔に見えやすい目の下のクマや、加齢とともに目立ってきた頬の毛穴に悩む方において、肌全体の質感が底上げされるような変化を実感されるケースを多く経験します。

第2章 リジュラン注射が効果ないといわれる8つの理由

「効果がない」と感じてしまう背景には、リジュランという薬剤の特性と、受ける側の期待値のミスマッチが大きく関係しています。

2-1. 効果が出るまでに時間がかかる

2-1. 効果が出るまでに時間がかかる

リジュランがヒアルロン酸注射などと決定的に違うのは、「即効性の有無」です。ヒアルロン酸は注入した瞬間に物理的なボリュームが出ますが、リジュランは細胞が修復・再生されるプロセスを待つ必要があります。 臨床現場では、注入後1〜2週間ほどで肌のしっとり感を感じ始め、1ヶ月程度かけて徐々にハリが出てくるという経過を辿る方が大半です。そのため、直後の劇的な変化を期待しすぎると「何も変わっていない」と誤解を招く原因になります。

2-2. 持続的に注射する必要がある

リジュランは1回の施術で完成するものではありません。特に初めて受ける方の場合、細胞の土台が整っていない状態からのスタートとなるため、1回きりでは「なんとなく良くなったかも?」という程度の体感で終わってしまうことも少なくありません。 一方で、推奨される回数を継続された患者さんからは、「3回目を過ぎたあたりから、ファンデーションのノリが明らかに変わった」「周囲から肌を褒められるようになった」という具体的なお声をいただくことが非常に多いです。初期段階での集中ケアが、その後の満足度を左右すると言えます。

2-3. 自分の肌に合っていない

リジュランは万能ではありません。例えば、骨格の萎縮による深い溝や、重力による強度なたるみ、あるいは極端に深い表情ジワなどは、リジュラン単体での改善には限界があります。 このようなケースでは、リフトアップを目的としたHIFUや、ボリュームを補うヒアルロン酸、筋肉の動きを止めるボトックスなど、他の治療が適応となる場合があります。お悩みの原因が「皮膚の質感」にあるのか「構造的な歪み」にあるのかを正しく見極めることが重要です。

2-4. 施術後のアフターケアをしていない

2-4. 施術後のアフターケアをしていない

リジュランによって細胞の再生スイッチが入った直後は、いわば「肌の工事期間」です。この時期に保湿を怠ったり、強い紫外線を浴びたりすると、再生プロセスが阻害されてしまいます。 せっかくの有効成分を活かすためには、施術後数日間は特に念入りな保湿と徹底した遮光が欠かせません。このケアの差が、数ヶ月後の仕上がりの差となって現れる傾向があります。

2-5. 施術後に赤み・腫れ・内出血といった副作用が生じた

リジュランは粘度がある製剤のため、注入直後は、エンボス(凸凹)と呼ばれる蚊に刺されたような膨らみが出ます。これが引くまでに数日かかるため、その間の見た目にショックを受け、「失敗した」と感じてしまう方がいらっしゃいます。 また、内出血が起きた場合、完全に消えるまでに1〜2週間を要することもあります。こうしたダウンタイムの心理的ストレスが、「効果よりもマイナス面が大きかった」というネガティブな評価に繋がることがあります。

2-6. 若く健康的な肌への施術は効果が薄い

リジュランは「ダメージの修復」を得意とする治療です。そのため、元々細胞の活性が高く、ダメージがほとんどない20代前半の方などが受けても、変化の幅が小さいため、効果を実感しにくいという側面があります。 臨床的には、30代以降のエイジングサインが気になり始めた世代や、長年の乾燥・紫外線ダメージが蓄積した肌において、より顕著な満足度が得られやすい傾向にあります。

2-7. 仕上がりが不自然になった

注入部位や層が適切でない場合、一時的に不自然な凸凹が長く残ってしまうことがあります。特に皮膚の非常に薄い部位に、粘度の高いリジュランを多量に注入するなどの手法ミスがあると、理想の仕上がりから遠ざかってしまいます。 これは治療そのものの効果というより、医師の技術や製剤の選択ミスに起因する問題です。

2-8. アレルギー反応が起きた

リジュランは生物適合性が高い成分ですが、稀に魚介類(サーモン)に対するアレルギーがある方や、体質に合わない方に赤みや強い痒みが出ることがあります。 こうしたトラブルが起きてしまうと、継続治療が困難となり、「効果を得る前に断念せざるを得なかった」という結果になってしまいます。

第3章 リジュランの効果を最大限引き出すための8つのポイント

リジュランの効果をしっかりと実感し、後悔しないために押さえておくべき8つのポイントをプロの視点で解説します。

3-1. 信頼できる医師・クリニックで施術を受ける

3-1. 信頼できる医師・クリニックで施術を受ける

リジュランは非常にシンプルな注射に見えますが、実は高度な技術を要します。有効成分を最も効率よく吸収させるためには、真皮層の狙った深さに均一に注入しなければなりません。カウンセリングの際に、メリットだけでなくデメリットやダウンタイムを丁寧に説明してくれるか、肌の状態を細かく診てくれるかを確認しましょう。臨床経験が豊富な医師であれば、患者さん一人ひとりの皮膚の厚みに合わせて注入法を微調整することが可能です。

3-2. リジュラン注射が自分の悩みに合っているか確認する

自分の悩みがリジュランの得意分野である「小じわ・毛穴・ハリ・質感」なのか、それとも「たるみの引き上げ」なのかを明確にしましょう。 例えば、40代女性で「顔全体をシャープにしたい」という主訴に対しリジュランだけを行うのは、目的と手段が一致していません。自分の希望を正確に伝え、リジュランが最適解なのか、あるいは他の治療との組み合わせが必要なのかを医師とすり合わせることが不可欠です。

3-3. 適切な施術回数・間隔を守る

リジュランの効果を最大限に引き出すためには、2〜3週間に1回、合計3〜4回のサイクルで受けるのが理想的とされています。1回ごとに細胞の土台が再構築され、3〜4回繰り返すことで、再生された肌質が安定し、持続期間も長くなる傾向があります。最初から「3回は続ける」というスケジュールを組んでおくことを強くお勧めします。

3-4. 施術部位に合わせて製剤を選ぶ

「リジュラン」には、目的や部位に合わせて複数のラインナップがあります。これらを適切に使い分けることが、効果実感への近道です。

リジュラン(ヒーラー): 顔全体に使用。標準的な粘度で、総合的な肌育に適しています。

リジュランi(アイ): 目元専用。粘度が低く、皮膚が薄い部位でも凸凹になりにくく、馴染みやすいのが特徴。

リジュランS: ニキビ跡やクレーター、傷跡用。粘度が高く、局所的な凹みの持ち上げに適しています。

リジュランHB: ヒアルロン酸と麻酔成分が配合されたもの。痛みを抑えつつ、直後の保湿感も高めたい方に。(当院では代替としてプルリアルを使用しております。)

3-5. ダウンタイムの過ごし方に注意する

3-5. ダウンタイムの過ごし方に注意する

施術当日は、血流が良くなりすぎる行為(激しい運動、長風呂、サウナ、過度な飲酒)を控えましょう。これらは内出血や腫れを悪化させる要因となります。 多くのケースでは、注入直後の膨らみは24時間以内に落ち着き、3日もあれば目立たなくなります。大事な予定がある場合は、念のため1週間程度の余裕を持ってスケジュールを立てるのが賢明です。

3-6. アフターケアをしっかりと行う

前述の通り、術後の肌は非常にデリケートです。低刺激なスキンケアを心がけ、バリア機能をサポートしましょう。 また、細胞の再生には水分が不可欠です。内側からの水分補給(多めの水を飲む)と、外側からの徹底した保湿をセットで行うことで、リジュランの働きをサポートし、より艶やかな仕上がりが期待できます。

3-7. 痛みが苦手な人は麻酔を使用する

リジュランは、美容注射の中でも比較的「痛みが強い」部類に入ります。痛みを我慢しながらの施術はストレスになり、継続を断念する原因にもなりかねません。 当院でも、表面麻酔(クリーム)だけでなく、リラックスして受けられる静脈麻酔を使用することで、快適に治療を継続されている方が多くいらっしゃいます。痛みへの不安は、遠慮なく事前に相談してください。

3-8. 他の美容医療と組み合わせる

肌の悩みは単一ではないことが多いため、リジュランに別の治療を掛け合わせることで、相乗効果を生むことができます。 例えば、表面の質感はリジュランで整え、土台の緩みはHIFUで引き締める、といった具合です。後述する第4章で、特にお勧めの組み合わせについて詳しく紹介します。

第4章 リジュラン注射との組み合わせがおすすめの美容医療

リジュラン注射は単体でも優れた肌育効果を発揮しますが、他の美容医療と組み合わせることで、相乗効果を生み出し、より理想の仕上がりに近づけることができます。

4-1. ボトックスとの組み合わせ

4-1. ボトックスとの組み合わせ

「マイクロボトックス」として、皮膚の非常に浅い層にリジュランとボトックスを併用して注入する手法が非常に人気です。リジュランが肌のキメを整え、ボトックスが毛穴の引き締めや微細な表情ジワを抑制することで、まるで陶器のようななめらかな質感を目指せます。

4-2. ポテンツァ・ダーマペンとの組み合わせ

ニキビ跡やクレーター、開いた毛穴にお悩みの方には、ポテンツァやダーマペンといった「ドラッグデリバリー」機能を持つ施術との併用が有効です。 マイクロニードルで肌に微細な穴を開け、その管を通じてリジュランを真皮層まで直接届けることで、薬剤の浸透率が飛躍的に高まります。実際に、重度のニキビ跡に悩む患者さんにおいて、リジュラン単体の手打ちよりも、ポテンツァを併用した際の方が、肌の凹凸の修復速度が早いと感じるケースを多く経験しています。

4-3. HIFU(ハイフ)との組み合わせ

HIFUは「筋膜層(SMAS)」からの強力な引き締めを得意としますが、皮膚表面の細かなちりめんジワや乾燥による質感の低下まではカバーしきれないことがあります。 そこで、HIFUで土台の緩みをリフトアップし、リジュランで表面の弾力と潤いを補うことで、上下の層から隙のないエイジングケアが可能になります。

第5章 リジュラン注射と他の美容注射との違い

「どの注射が自分に合っているかわからない」という相談は非常に多いです。ここでは、混同されやすい3つの治療(ヒアルロン酸注射・サーモン注射・ボトックス注射)との違いを整理します。

5-1. ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸は、もともと体内にある保水成分を加工したもので、物理的に「形を作る」「ボリュームを出す」ことを得意とします。

ヒアルロン酸: 即効性があり、深い溝を埋めたり、鼻や顎の形を整えたりする。

リジュラン: 即効性は低いが、細胞そのものを若返らせ、肌の「質」を根本から変える。 「凹みをすぐに埋めたい」ならヒアルロン酸、「数年後を見据えて肌を丈夫にしたい」ならリジュランが適しています。

5-2. サーモン注射(PDRN)

リジュランと混同されやすいのが、同じサーモン由来のPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)を主成分とするサーモン注射です。 リジュランの主成分であるPN(ポリヌクレオチド)は、PDRNよりも分子鎖が長く、粘度が高いのが特徴です。そのため、組織内に長く留まり、より強力で持続的な修復効果を発揮すると考えられています。いわば、サーモン注射をさらに進化させたものがリジュランという位置づけです。

5-3. ボトックス注射

ボトックスは筋肉の動きをリラックスさせることで、表情ジワを防ぐ治療です。

ボトックス: 筋肉の動きによる動的なシワの進行を止める。

リジュラン: 皮膚自体の弾力を戻し、無表情のときでも目立つ静的なシワを修復する。 これらは役割が異なるため、併用することで表情を自然に保ちつつ、若々しい肌へと導くことができます。

第6章 リジュラン注射に関するよくある質問

リジュラン注射に関して、カウンセリングの現場でよくいただく、読者が抱きがちな不安についてお答えします。

Q. リジュラン注射の痛みやダウンタイムはどれくらい?

リジュランは粘度があるため、注入時に独特の重い痛みを感じることがあります。また、注入直後は「エンボス」と呼ばれる蚊に刺されたようなボコボコとした膨らみが生じます。 臨床的には、この膨らみは数時間〜24時間程度で目立たなくなる方がほとんどです。内出血が出た場合は、薄く黄色くなる期間を含めて1〜2週間ほど続くことがありますが、翌日からメイクでカバーできる程度であることが大半です。

Q. リジュラン注射が効果ない人はどんな人?

以下のような方は、リジュラン単体では満足のいく結果が得にくい、あるいは施術自体が難しい場合があります。

  • 1回の施術で劇的な若返りを求める方: リジュランは長期的な「肌育」を目的としています。
  • 深刻なたるみを注射だけで治したい方: 皮膚の余りや脂肪の下垂は、手術や糸リフトの適応となる場合があります。
  • 魚介類アレルギーがある方: サーモン由来の成分であるため、重度のアレルギーがある場合は控える必要があります。

Q. リジュラン注射の効果が出なかったらどうすればいい?

もし数回受けても変化を感じない場合は、以下の3点を確認してみてください。

  1. 回数と間隔: まだ1〜2回目ではありませんか?3回セットでの経過を診ることが重要です。
  2. 製剤の選択: 目の下のシワに「リジュランS」を使っていませんか?部位に合った適切な固さを選ぶ必要があります。
  3. 医師への相談: 組織の萎縮が原因であれば、ヒアルロン酸への切り替えや併用がベストな場合もあります。

第7章【まとめ】リジュラン注射で効果を得るために

「リジュランは効果がない」という噂の多くは、即効性への誤解や、回数・手法のミスマッチから生まれるものです。リジュランは、私たちが本来持っている細胞の再生力を呼び覚ます、非常に誠実な肌育治療です。

1回での効果を求めるのではなく、2〜3週間に一度のケアを3回繰り返してみてください。気づいたときには、ファンデーションで隠す必要のない、内側から発光するようなツヤ肌が手に入っているはずです。

もし、「自分の肌悩みにリジュランが本当に合っているのか不安」「どの種類の製剤を選べばいいかわからない」と迷われているなら、ぜひ一度当院へご相談ください。お一人おひとりの肌質を丁寧に診断し、最も効率的に美しさを引き出すプランをご提案いたします。

まずは無料カウンセリングから、あなたの「肌育」を始めてみませんか。

PAGE TOP