リジュランは何ccが正解?部位別の推奨量と効果を最大化する選び方を徹底解説

リジュランは何ccが正解?部位別の推奨量と効果を最大化する選び方を徹底解説|ソワン美容皮膚科クリニック 表参道院|表参道駅徒歩30秒の美容皮膚科

リジュランは何ccが正解?部位別の推奨量と効果を最大化する選び方を徹底解説

肌育の代名詞として、日本でも人気を誇るリジュラン。しかし、いざ施術を受けようとしても、自分にはどのくらいの量が必要なのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

「少なすぎて効果が出なかったらもったいないし、多すぎて費用がかさむのも困る……」

そんな悩みを持つ方のために、本記事ではリジュランの適切な注入量を部位別に解説します。医師へのヒアリングに基づく失敗しないためのポイントも踏まえ、納得感のある選択をしましょう。

第1章 リジュランとは?

リジュランは、ヒアルロン酸のようにボリュームを出して溝を埋める治療とは異なり、肌そのものを若返らせる肌育製剤です。まずは、なぜリジュランがこれほどまでに支持されているのか、その仕組みと種類について整理しましょう。

1-1. リジュランが肌細胞を活性化させる成分と仕組み

1-1. リジュランが肌細胞を活性化させる成分と仕組み

リジュランの主成分は、サーモンから抽出されたポリヌクレオチド(PN)という成分です。人間の塩基構成に近いDNA断片であるため、アレルギーリスクが非常に低く、安全性が高いことが特徴です。

このポリヌクレオチドを真皮層に直接注入することで、以下のような効果が期待できます。

  • 細胞の活性化: 線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進。肌のハリや弾力を取り戻します。
  • 血管形成の促進: 微細な血管の再生を助け、肌への栄養供給をスムーズにします。
  • 抗炎症作用: ダメージを受けた肌の炎症を抑え、健やかな状態へ導きます。

つまり、リジュランは一時的なお直しではなく、肌の自己再生力を高めて根本から改善を目指す治療なのです。

1-2. リジュランの種類と部位別の使い分け

1-2. リジュランの種類と部位別の使い分け

リジュランには、粘度や用途の異なる4つの種類があります。それぞれの特徴を以下にまとめているので、部位や悩みに合わせて最適な製剤を選びましょう。

製剤名

特徴

適した部位・悩み

リジュラン(ヒーラー)

標準的な粘度。オールマイティに使用可能。

顔全体、頬のハリ、毛穴の開き

リジュランi(アイ)

粘度が低くさらっとしている。ボコボコしにくい。

目元、目の下の小じわ、クマ

リジュランS(スカー)

粘度が高く、留まる力が強い。

ニキビ跡の凹凸、傷跡の修復

リジュランHB
(当院ではプルリアルを採用)

リジュランにヒアルロン酸と麻酔を配合。

痛みを抑えたい全顔注入

第2章 【部位別】リジュランは何cc必要?

リジュランの施術で最も多い疑問が「何cc打てばいいの?」というものです。ここでは、部位ごとにおすすめの量をご説明します。

2-1. 目元・目の下(小じわ・クマ)なら1cc

2-1. 目元・目の下(小じわ・クマ)なら1cc

目元周辺の集中ケアであれば、1ccが標準的な量です。

  • 注入イメージ: 両目の下から目尻にかけて、細かく散らすように注射します。
  • 期待できる変化: 目元のちりめんじわの緩和、乾燥によるクマの改善。

1ccと聞くと少なく感じるかもしれませんが、目元という限られた範囲であれば、1ccでも十分に高い密度でポリヌクレオチドを行き渡らせることが可能です。

2-2. 顔全体(頬・額・毛穴改善)なら2cc〜3cc

お顔全体のハリを出し、毛穴を引き締めたい場合は、2cc〜3ccが推奨されます。

  • 2ccの場合: 主に「両頬+鼻」または「両頬+顎」など、面積の広い部分をカバーできます。
  • 3ccの場合: おでこを含めた全顔をカバーできます。

2-3. 顔から首・デコルテまで網羅するなら4cc以上

年齢が出やすい首の横しわや、デコルテの乾燥までケアしたい場合は、4cc(リジュラン2本分相当)以上が必要です。

  • 首のしわ: 1本(2cc)を首専用に使うことで、横しわに沿って丁寧に注入することが可能です。
  • メリット: 広範囲に打つ場合、多くのクリニックでは「複数本パック料金」が設定されており、1ccあたりの単価が安くなるケースがほとんどです。まとめて打つことで、顔と首の肌質を同時に底上げできるため、見た目の若返り効果が高まります。

第3章 リジュランの注入量別の効果や費用の違い

第3章 リジュランの注入量別の効果や費用の違い

注入量を増やすのは、単に広範囲に打つためだけではありません。肌が本来の元気を取り戻すスピードや、仕上がりの手応えも大きく変わってきます。

3-1. 量が増えることで変わる持続期間と肌密度

リジュランはポリヌクレオチドの密度が重要です。

  • 密度の差: 1ccを広範囲に薄く打つよりも、2ccを適切な範囲に凝縮して打つ方が、単位面積あたりの細胞刺激が強まります。その結果、1回あたりの効果をより実感でき、良い状態を維持しやすくなります。
  • 効率的なアプローチ: 「1ccを毎月打つ」よりも「最初に2〜3ccをしっかり打ち、土台を底上げする」ほうが、最終的な満足度とコストパフォーマンスが向上するケースも多いです。

3-2. cc単位と1本単位の料金の比較

料金体系はクリニックによって異なりますが、大きく分けて「1ccあたりの単価制」と「1本(2cc)単位の買い取り制」があります。

項目

相場価格

注意点

1ccあたりの単価

30,000 〜 60,000円

部分的なお試しに最適

1本(2cc)価格

50,000 〜 100,000円

1ccあたりの単価が安くなる傾向

複数本(4cc〜)

割引率アップ

広範囲を治療する場合に非常にお得

さらに、注入方法(手打ちか、水光注射などの機械打ちか)によって、別途手技料が発生することもあります。

【格安クリニックのチェックリスト】

広告の「1cc:◯◯円」という安さだけで選ぶのは危険です。以下の費用が別途かからないか、必ず確認しましょう。

  • 麻酔代: 表面麻酔(クリーム)や笑気麻酔は別料金のことが多いです。
  • 針代: 痛みを抑える極細針(34Gなど)が有料オプションの場合があります。
  • 手打ち料: 医師による技術料が加算されることがあります。

 

第4章 リジュランで失敗しないための3つの対策

リジュランは非常に優れた製剤ですが、よく理解していないまま打ってしまったり、注入方法の選択を誤ったりすると後悔につながりかねません。リジュランを受ける前に、以下の3つのポイントを必ず押さえておきましょう。

4-1. 1回では劇的な変化は期待できない

リジュランは、ヒアルロン酸のように形を作る治療ではなく、自分の細胞を活性化させて肌を育てる治療です。そのため、1回の施術で魔法のように悩みがすべて解決することはありません。

  • 推奨頻度: 2〜3週間に1回の間隔で、計3〜4回の継続が理想です。
  • 経過の目安:
    • 1回目:肌の潤いや化粧ノリの良さを実感できます。
    • 2回目:肌の弾力(ハリ)が出て、小じわが目立たなくなります。
    • 3回目以降:肌全体の質感が底上げされ、改善を長期維持しやすくなります。

「まずは1回試してみたい」という場合も、最低3回は継続することを前提に予算を組むのが失敗しないためのコツです。

4-2. 手打ちと機械打ちの違いを知る

リジュランを注入する方法には、医師が手作業で行う「手打ち(ナパージュ法など)」と、「水光注射」などの機械を使う方法の2種類があります。

注入方法

メリット

デメリット

手打ち

悩みの部位にピンポイントで深く、または細かく注入できる。製剤の漏れが少ない。

施術者の技術に依存する。機械より痛みを感じやすい。

機械打ち

一定の深さに均一かつスピーディーに注入できる。広範囲をカバーするのに適している。

吸引の際、わずかに製剤が漏れる(ロスが出る)可能性がある。

「せっかく高価なリジュランを打つのだから、1滴も無駄にしたくない」という方は、手打ちを選べるクリニックを探すのがおすすめです。特に目元の細かいしわには、手打ちの精密さが大きなメリットになります。

4-3. 術後のダウンタイムとNG行動

4-3. 術後のダウンタイムとNG行動

リジュランの最大の壁はダウンタイムです。注入直後は、注射した部位に蚊に刺されたようなボコつき(エンボス)が必ず出ます。

  • エンボスの持続期間: 通常24時間以内、長くても2〜3日で馴染みます(リジュランiはさらに早く馴染む傾向があります)。
  • 内出血: 針を刺すため、稀に数ミリ程度の内出血が出ることがありますが、1週間ほどで消失します。

【ダウンタイムの隠し方】

施術直後はマスクで隠すのが一番ですが、翌日からメイクが可能です。エンボスを隠そうと厚塗りにすると逆に目立つため、イエロー系のコントロールカラー硬めのコンシーラーを点置きするのがコツです。また、施術当日は激しい運動や入浴、飲酒を避けることで、腫れや内出血のリスクを最小限に抑えられます。

第5章 ジュベルック、スネコス、プルリアルと比較

「リジュランを検討しているけれど、他の製剤とどう違うの?」という疑問に答えます。

5-1. 毛穴・凹凸に強いジュベルックとの併用・使い分け

5-1. 毛穴・凹凸に強いジュベルックとの併用・使い分け

最近、リジュランと並んで人気なのがジュベルックです。

  • リジュラン(PN): 「肌の修復・再生」を得意とします。乾燥、小じわ、赤み、肌荒れしやすい方におすすめです。
  • ジュベルック(PDLLA): 「コラーゲン生成の促進」を得意とします。毛穴の開き、ニキビ跡の凹凸、ボリューム不足に最適です。

「乾燥も気になるけれど、毛穴も引き締めたい」という方は、リジュランとジュベルックを組み合わせ、注入量を割り振るカスタマイズもおすすめです。

5-2. プルリアルやキアラレジュとの違い

リジュラン以外にも、ポリヌクレオチド(PN)を主成分とする製剤があります。

  • プルリアル: ヨーロッパで高いシェアを誇る次世代PN製剤。リジュランよりもさらに高い保湿力を持つタイプもあり、日本でも導入クリニックが増えています。
  • キアラレジュ: PNに非架橋ヒアルロン酸を配合したもの。リジュランのジェネリック的な立ち位置でコストを抑えられますが、PN濃度がリジュランより低い場合があります。

最近では、リジュランの再生効果に、即効性のある保湿(非架橋ヒアルロン酸)をプラスした混合注入が人気です。1回の施術で「内側からのツヤ」と「細胞の若返り」の両方を狙えるため、効率的に肌治療をしたい方におすすめです。

第6章 何cc打つかはカウンセリングで決めよう

最終的な注入量は、必ず医師とのカウンセリングで決定してください。後悔しないためのポイントをお伝えします。

6-1. 医師に伝えるべき大事なこと

カウンセリングでは、悩みの優先順位を明確に伝えましょう。

  • 伝え方の例: 「予算的に今日は2ccで。一番気になるのは目の下のクマなので、そこに1cc使い、残りの1ccを両頬の毛穴に分散させてください」
  • 交渉のコツ: リジュランは1本(2cc)単位で管理されていることが多いため、半分の1ccだけ使って残りを他人に回すのを嫌うクリニックもあります。その場合は、思い切って1本(2cc)買い切り、余すことなく気になる部位に打ち切ってもらうのが最も衛生的で効果的です。

6-2. 納得して施術を受けるためのチェックポイント

以下の最終確認リストをチェックしてから契約しましょう。

  1. リジュランの症例数: 公式SNSやHPで、自分と似た悩みの症例があるか。
  2. 手打ち技術料の有無: 料金表の価格に技術料が含まれているか。
  3. 製剤の確認: 目の前でパッケージを開封してくれるか、または残量を見せてくれるか。

医師の技術力、特に手打ちの丁寧さは、効果の実感だけでなく痛みの軽減にも直結します。

第7章 リジュランの注入量に関するよくある質問

Q.2cc頼んだのに、実際はもっと少なく打たれることはありますか?

A.信頼できるクリニックであれば不正に量を減らすことは考えにくいですが、施術があっという間に終わると不安に感じてしまいますよね。

リジュランの2ccは、顔全体に細かく打つと驚くほど多くの箇所に注入できます。不安な場合は、注入前にシリンジ(注射筒)の目盛りを見せてもらうようお願いしてみましょう。誠実なクリニックであれば、快く対応してくれるはずです。

Q.効果はいつから、どのくらい持続しますか?

A.早い方で数日〜2週間ほどで「肌の触り心地が柔らかくなった」と感じ始めます。3〜4回の初期治療を完了した後は、半年〜1年ほど効果が持続します。その後は、メンテナンスとして半年ごとに1回注入を続けると、活性化した肌状態をキープしやすくなりますよ。

まとめ:あなたの「なりたい肌」に最適なcc数を選ぼう

リジュランは、単なる美容液以上の改善を肌にもたらしてくれます。あなたの悩みと予算に合わせた最適なcc数を選んでみてください。迷ったときは、まず目元に1cc注入することを試してみて、その効果を体感してみるのも良いでしょう。

本記事が、あなたの肌育の第一歩を後押しするものとなれば幸いです。

 

ソワン美容皮膚科クリニック表参道院

院長 小平智文

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