リジュランでニキビ跡のクレーターは消える?効果の出方・回数・他治療との違いを医師が解説

リジュランでニキビ跡のクレーターは消える?効果の出方・回数・他治療との違いを医師が解説|ソワン美容皮膚科クリニック 表参道院|表参道駅徒歩30秒の美容皮膚科

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「思春期からずっと繰り返したニキビが、大人になってもクレーターとして顔に残っている」「ファンデーションを厚塗りしても、光が当たると凹みの影がどうしても目立つ」──そんな悩みを抱えて、当院のカウンセリングにいらっしゃる方は少なくありません。ニキビ跡のクレーターは、スキンケアだけではなかなか改善しない頑固な悩みの一つです。

 

近年、クレーター治療の選択肢として注目を集めているのが、リジュランです。サーモン由来のDNA成分が肌の再生力を高め、凹んだ組織を内側から押し上げていく──このアプローチが、従来の治療では満足できなかった方々から支持を集めています。

 

本記事では、リジュランがクレーター(凹みニキビ跡)にどう作用するのか、特にクレーター治療に特化したリジュランSの特徴、施術回数・ダウンタイム・他治療との比較まで、院長として日々患者さんの肌と向き合う中で得た知見を交えながら徹底解説します。

 

 

第1章 リジュランとは?クレーター(凹みニキビ跡)に注目される肌再生注射の基本

 

1-1. 主成分PN(ポリヌクレオチド)が線維芽細胞を活性化する仕組み

リジュランの主成分は、ポリヌクレオチド(PN)──サーモンのDNAから精製される生体親和性の高い成分です。正式にはPDRN(Polydeoxyribonucleotide)とも表記されます。

 

PNが皮膚の真皮層に注入されると、以下の働きをします。

 

– 線維芽細胞の活性化:コラーゲン・エラスチンをつくる細胞を刺激し、産生量を高める

– 新生血管の形成促進:血行が改善され、肌への栄養・酸素供給が増える

– 抗炎症作用:ニキビ跡の赤みや炎症を鎮静し、修復プロセスを助ける

 

「外から成分を補充して膨らませる」のではなく、「肌自身が再生する力を引き出す」──これがリジュランの本質的なアプローチです。化学肥料で一時的に花を咲かせるのではなく、土壌そのものを豊かにするイメージに近い治療です。

 

当院で採用しているリジュランはPDRN濃度2%の高濃度製剤です。この濃度が、肌再生への働きかけの強さに直結します。

 

1-2. クレーター(凹みニキビ跡)はなぜ自然には治らないのか──真皮の損傷という根本原因

 

クレーターとは、ニキビが繰り返すことで真皮(皮膚の深い層)まで炎症が達し、組織が破壊・瘢痕化した状態です。表皮(皮膚の表面)だけの傷であれば肌の自然なターンオーバーで回復しますが、真皮にまで到達した損傷は、放置しても元には戻りません。

 

ニキビ跡のクレーターが年月を経ても残り続けるのは、傷ついた真皮のコラーゲン構造が失われたまま修復されていないからです。表面からのケア(スキンケア、化粧水)では真皮層には届かず、クレーターが薄くなることはほとんどありません。

 

「ニキビがようやく治ったと思ったら、今度はクレーターに悩むことになった」というお話を患者さんから非常に多く伺います。クレーターには、真皮層に直接働きかける治療が必要なのです。

 

1-3. リジュランが「内側から押し上げる」アプローチを実現する理由

 

リジュランは、真皮層に直接PNを注入することで、壊れたコラーゲン構造の再構築を促します。凹んだクレーターを「外から埋める」(ヒアルロン酸のようなフィラー治療)のではなく、「内側からコラーゲンを増やして押し上げる」という根本的なアプローチが特徴です。

 

この違いは重要です。フィラーで埋めた場合、製剤が体内で分解されると凹みが再び目立ってきますが、リジュランによって促進されたコラーゲン産生は、治療後も自分の肌の力として残ります。

 

【専門家コメント】

クレーター治療において「内側からの再生」アプローチは、単に見た目を変えるだけでなく、皮膚の構造そのものを改善します。繰り返しの施術でコラーゲンが積み重なっていくことで、「肌が変わった」という実感につながる治療です。

 

 

第2章 リジュランで改善が期待できるクレーター(ニキビ跡)の種類

 

2-1. ボックス型・ローリング型・アイスピック型──クレーターの3タイプと改善難易度

クレーターと一口に言っても、形状によって3つのタイプに分けられます。タイプによってリジュランの効果の出方や、他の治療との組み合わせ方も変わります。

 

| クレーターのタイプ | 形状の特徴 | リジュランの改善期待度 |

|—————–|———-|——————-|

| ローリング型 | 境界が曖昧でなだらかな凹み。波状に見える | 改善しやすい(◎) |

| ボックス型 | 縁が垂直に切り立った四角形の凹み | 改善が期待できる(○) |

| アイスピック型 | 細く深く貫通したような凹み。毛穴が拡大したように見える | 改善に時間がかかる(△) |

 

ローリング型は真皮が全体的に萎縮している状態のため、コラーゲン産生を促すリジュランの働きが効果を発揮しやすいタイプです。アイスピック型は凹みが細く深いため、注入が難しく、複数回の集中治療が必要になる場合があります。

 

2-2. リジュランが特に効果を発揮する凹みのタイプ

 

当院でのカウンセリングの中で実感しているのは、ローリング型とボックス型の浅〜中程度の凹みに対して、リジュランは特に期待通りの改善をもたらしやすいということです。

 

一方、アイスピック型の深い凹みや、複数の瘢痕が組み合わさった複合タイプでは、リジュランだけで完結させるよりも、後述するサブシジョンやポテンツァなどの治療と組み合わせることで、より大きな改善効果を得られるケースが多くあります。

 

カウンセリングでクレーターのタイプを見極めた上で、最適な治療プランをご提案することが、満足度の高い結果につながる近道です。

 

2-3. 「完全に消える」のか?現実的に期待できる改善イメージ

 

クレーターについて最もよく受ける質問が「完全に消えますか?」です。率直にお答えすると、深いクレーターが完全にフラットになるケースは少ないのが実情です。

 

ただし「完全に消える」ことがゴールではなく、「日常生活で気にならない状態」「ファンデーションなしでも目立ちにくい肌」へと近づくことが、多くの患者さんの本当の目標です。

 

リジュランで期待できる改善イメージは以下の通りです。

 

– 凹みが浅くなり、影が目立ちにくくなる

– 肌全体のキメが整い、クレーター周囲の肌質が改善する

– ファンデーションのノリが良くなり、カバーしやすくなる

– 自然光の下での凹凸感が軽減する

 

【専門家コメント】

「完全に消えないなら意味がない」と諦めてしまう方もいますが、「10のうち6〜7を改善できる」だけでも、日常の自信や気持ちの楽さは大きく変わります。患者さんが「メイクなしで外出できるようになった」とおっしゃる瞬間が、クレーター治療の醍醐味だと実感しています。

 

 

第3章 クレーター治療に最適なリジュランS──3製剤の中で凹み治療に特化する理由

 

3-1. リジュランブラック・リジュランi・リジュランSの違い

 

当院では3種類のリジュランを取り扱っており、患者さんのお悩みや施術部位に応じて使い分けています。

 

| 製剤名 | PDRN濃度 | 粘性 | 主な適応部位 | クレーター治療への適性 |

|——–|———|——|————|———————|

| リジュランブラック | 2% | 中程度 | 顔全体・首・手の甲 | 全体的な肌質改善・浅い凹み |

| リジュランi(アイ) | 2% | 低粘性 | 目元(両目周り) | 目元のちりめんじわ・菲薄化 |

| リジュランS | 2% | 最高粘性 | ニキビ跡・深い毛穴・傷跡 | 深い凹み・クレーターに特化|

 

3製剤はいずれもPDRN濃度2%で、リジュランとしての肌再生効果は共通しています。大きな違いは「粘性(硬さ)」です。粘性が高いほど注入後に凹みの底に留まりやすく、物理的にも凹みを押し上げながら、PNの働きで組織修復を促すことができます。

 

なお、当院ではリジュランHBの取り扱いは行っておりません。

 

3-2. リジュランSがクレーターに選ばれる理由──最高粘性ゲルが凹みの底に届く

リジュランSの最大の特徴は、ゲルに近い最高粘性です。この粘性の高さが、クレーター治療において大きな意味を持ちます。

 

粘性の低い製剤を凹みに注入すると、薬剤が広がってしまい、必要な場所に十分な濃度で留まりにくくなります。一方、リジュランSは粘度が高いため、凹みの底に注入した製剤がその場に留まり、じっくりと組織修復を促す時間を確保できます。

 

「凹みの一点一点を狙い打ちにする」という表現が近く、従来の均一注入型の施術とは異なるアプローチです。

 

【ドクターの本音レビュー】

リジュランSを手打ちで注入する際、凹みの深さや硬さは一つひとつ異なります。浅い凹みと深い凹みでは、注入する深さも量も変わります。画一的な機械任せでは難しい、医師の技術が如実に仕上がりに出る施術だと実感しています。だからこそ、当院では院長が直接手打ちで対応しています。

 

3-3. 当院でのリジュランSの使い方──手打ちと水光注射の使い分け

 

リジュランSの注入方法として、主に手打ち(マニュアル注射)と水光注射(機械打ち)の2種類があります。

 

クレーターの凹みに対しては、一点一点を丁寧に狙い打ちにできる手打ちが適しています。医師がクレーターの形状・深さを確認しながら、最適な深さと量で注入することで、均一な仕上がりを目指します。

 

水光注射は、皮膚全体にまんべんなく製剤を届けるのに優れた方法ですが、クレーターの「点」に集中的にアプローチするには手打ちの精度には及びません。クレーター改善を主目的とする場合は、手打ちのリジュランSをまず軸に考えていただくことをお勧めしています。

 

 

第4章 リジュランでクレーターを改善するための施術回数・間隔・効果実感までの期間

 

4-1. 推奨施術回数は2〜3週間おきに計4回──「土台づくり」の集中ケア

リジュランによるクレーター治療では、単発の施術で劇的な変化を期待するより、複数回にわたる集中ケアで段階的に改善を積み上げていくことが重要です。

 

当院では、2〜3週間おきに計4回の施術を集中ケア期として推奨しています。この頻度と回数には理由があります。PNによって活性化された線維芽細胞がコラーゲンを産生するサイクルに合わせて、次の刺激を与えることで、産生量の累積効果が生まれるためです。

 

| 施術フェーズ | 頻度 | 主な目的 | 期待できる変化 |

|————|——|———|————-|

| 集中ケア期 | 2〜3週間に1回、計4回 | コラーゲン産生の基盤形成 | 凹みが徐々に浅くなる、肌質が改善する |

| 経過観察期 | 施術後3〜5ヶ月 | 効果の定着と確認 | 改善した状態の維持 |

| メンテナンス期 | 半年に1回程度 | 効果の長期キープ | 加齢による変化を緩やかに抑える |

 

「クレーターに悩んでいる」と初めて来院された患者さんには、まずこの4回の集中ケアをご提案しています。「まず1回試してみたい」という気持ちも理解できますが、1回は「種まき」の段階です。コラーゲンの蓄積は、種まきから収穫まで時間がかかるプロセスと同じです。

 

4-2. 効果を実感し始めるのはいつから?2週間後〜3ヶ月後の変化

 

リジュランの効果は施術直後に現れるものではありません。効果を実感し始める時期は、多くの方で施術後2週間前後です。ダウンタイムが落ち着いた頃から、PNが線維芽細胞を活性化してコラーゲン産生が始まります。

 

変化の感じ方は段階的で、以下のような経過をたどるケースが多く見られます。

 

– 施術後2週間頃:肌全体のキメが整ってきた、凹みの周囲が滑らかに感じる

– 施術後1ヶ月頃:クレーターが以前より浅くなってきた気がする

– 施術後2〜3ヶ月頃:ファンデーションのノリが変わった、光に当たっても気になりにくくなった

 

【施術を受けた患者さんの感想】

「2回目の施術が終わった1ヶ月後くらいから、洗顔後の鏡で気づくようになりました。いつも気にしていたクレーターの影が薄くなっていて、夫に言われるまで自分では気づいていなかったくらいです。」

 

このように、変化は緩やかに積み重なります。「2週間待っても何も変わらない」と焦るのではなく、継続することが大切です。

 

4-3. 効果の持続期間は3〜5ヶ月──メンテナンス施術の考え方

 

リジュランによるクレーター改善の効果持続期間は、3〜5ヶ月を目安にお考えください。これは当院公式の見解に基づく数値です。

 

「効果が3〜5ヶ月しか続かないなら費用対効果が悪いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、施術で増加したコラーゲン自体は長期間にわたって残ります。加齢による自然なコラーゲン減少が続く中で、定期的にリジュランで補充していくイメージが現実的です。

 

半年に1回のメンテナンス施術を続けている患者さんの中には、「4回の集中ケアを終えた頃よりも、さらに3年後のほうが肌の状態がいい」という方も多くいらっしゃいます。肌は「育てる」ものとして長い目で付き合っていくことが、クレーター改善の最終的な答えです。

 

 

第5章 リジュランのクレーター治療におけるダウンタイムと注意点

 

5-1. 施術後の主な症状──腫れ・赤み・内出血・エンボスの跡

 

リジュランSをクレーターに注入した後に起こりうる主な症状は以下の通りです。特にリジュランSは最高粘性のため、エンボスの跡(注入部位の小さな膨らみ)が出やすい傾向があります。

 

– 腫れ・赤み:注入部位の数時間〜1日程度の腫れや赤みです

– 内出血:毛細血管が多い部位では稀に生じます。消えるまで約1週間かかる場合があります

– エンボスの跡:注入した製剤が皮下で小さな膨らみとして浮き上がることがあります。数日〜1週間で自然に馴染むのが通常です

– かゆみ・違和感:数日で落ち着くことがほとんどです

 

全体的にダウンタイムは軽度で、日常生活への影響は限定的です。翌日からメイクが可能なため、ダウンタイム中も仕事や外出に支障が出にくいのはリジュランの大きなメリットです。

 

5-2. ダウンタイムのタイムライン

 

| 経過日数 | 主な症状 | 日常生活への影響 | 過ごし方のポイント |

|———-|———|—————-|—————–|

| 施術当日 | 腫れ・赤み・エンボスの跡 | シャワー可、メイク不可 | 触らない、強い刺激を避ける |

| 翌日〜3日 | 腫れが引き始める、針痕が残存 | メイク可(翌日から) | コンシーラーで対応可 |

| 4日〜1週間 | エンボスの跡が馴染んでくる | ほぼ通常通り | 強くこすらない |

| 1週間後 | 制限事項の解除 | 通常通り | スキンケア通常通り |

| 2週間後〜 | 肌再生効果を感じ始める | 通常通り | 次回施術のタイミングを検討 |

 

【施術を受けた患者さんの感想】

「クレーターの部分を重点的に打ってもらったので、翌日は施術箇所がぷくぷくしている感じがありましたが、5日後にはほとんど気にならなくなっていました。翌日からメイクができるのが本当に助かりました。」

 

ダウンタイムの経過には個人差があります。症状が長引く場合や、気になる変化がある場合は、担当クリニックへご相談ください。

 

5-3. シャワー・メイク・サウナはいつから?施術後の制限事項

 

施術後の生活制限をきちんと守ることが、効果を最大化し、トラブルを防ぐことにつながります。

 

– シャワー:施術当日から可能です

– 洗顔・メイク:翌日から可能です

– サウナ・高温浴・激しい運動・顔面マッサージ:施術後1週間は避けてください

 

サウナや激しい運動は体温・血流を大きく高め、炎症の悪化や薬剤の定着を妨げる可能性があります。1週間の制限期間をしっかり守ることが、きれいな仕上がりへの近道です。

 

5-4. 施術を受けられない方──魚卵アレルギー・妊娠中・授乳中

 

リジュランには、以下の方は施術を受けることができません。

 

– 魚・魚卵アレルギーのある方(PDRNがサーモン由来のため)

– 妊娠中・授乳中の方

– 施術部位に活動性の感染症・炎症がある方

– 重篤な基礎疾患・免疫疾患をお持ちの方

 

カウンセリングでは健康状態・アレルギー歴・服用薬を必ず確認しますので、正確な情報をお伝えいただくことが安全な施術の第一歩です。

 

 

第6章 リジュランと他のクレーター治療の比較──ダーマペン・サブシジョン・ポテンツァ・ジュベルック

 

6-1. 主要なクレーター治療の特徴比較

 

クレーター治療には複数の選択肢があります。リジュランとの違いを理解した上で、自分の悩みに合った治療を選ぶことが大切です。

 

| 治療法 | アプローチ | 特徴 | リジュランとの違い |

|——-|———-|——|—————–|

| リジュランS | PN注入・肌再生 | 凹みの底に直接注入、コラーゲン産生促進 | 根本から育てる・ダウンタイム軽度 |

| ダーマペン | 微細針で真皮を刺激 | 創傷治癒反応でコラーゲン増産 | 広範囲の浅い凹みに向く |

| サブシジョン | 皮下の繊維索を切断 | 凹みを引き下げている繊維を解放 | アイスピック・深い凹みに効果的 |

| ポテンツァ | マイクロニードルRF | 熱刺激と微細針の相乗効果 | 皮膚の引き締めも同時に期待 |

| ジュベルック | PDRN+HA注入 | ヒアルロン酸とPDRNの複合製剤 | 即時的なボリューム補充+再生 |

 

重要なのは「どの治療が最も優れているか」ではなく、「自分のクレーターのタイプに何が合っているか」です。

 

6-2. リジュランと併用すると効果的な施術──当院のルメッカとの組み合わせ

 

リジュランは他の施術との相性が良く、組み合わせることで相乗効果が期待できます。

 

当院でクレーター治療のコンテキストでよくご提案するのが、ルメッカ(光治療)との併用です。クレーター周囲に残りがちな色素沈着(赤み・茶みの炎症後色素沈着)に対してルメッカが働き、リジュランが凹みの組織修復を促すことで、クレーターの「形」と「色」の両面にアプローチできます。

 

「凹みは気になるけど、ニキビ跡の赤みも同じくらい気になっている」という方には、この組み合わせが有効です。

 

なお、当院の施術メニューにない治療との組み合わせについてはご案内できませんが、当院で提供している施術の範囲で最適なプランをカウンセリングでご提案します。

 

6-3. クレーターの状態別の治療選択の考え方

 

クレーターの状態によって、最適な治療の組み合わせは異なります。

 

– 浅〜中程度のローリング型・ボックス型:リジュランSの集中ケアを軸に、肌質改善も目指す

– 深いアイスピック型・複合型:サブシジョンで繊維索を解放しながら、リジュランSで組織修復を促す

– クレーター+色素沈着が混在:ルメッカとリジュランSを並行して行うことで、総合的なニキビ跡改善を目指す

 

【カウンセリングのコツ】

カウンセリングでは「どんなニキビ跡が残っているか」を具体的に伝えることが大切です。「鼻の周りのアイスピック型が特に気になる」「頬の広い範囲のローリング型が気になる」など、部位と形状を医師に伝えることで、より精度の高い治療プランを提案してもらうことができます。

 

 

第7章 クレーター治療でリジュランの効果を最大化するクリニック選び

 

7-1. 注入技術の差が仕上がりを左右する──凹みの底まで届く打ち方

クレーターへのリジュランS注入は、均一注入型の施術とは異なり、一つひとつの凹みの形・深さ・硬さを見極めながら注入する必要があります。そのため、注入する医師の技術力が仕上がりに大きく影響する施術です。

 

クリニックを選ぶ際は、以下の点を確認することをお勧めします。

 

– 医師が直接カウンセリングを行い、クレーターのタイプを診断してくれるか

– 症例写真や実績を確認できるか

– 施術前に治療プランと回数・費用について丁寧に説明してくれるか

– 術後のフォローアップ体制が整っているか

 

「安いから」という理由だけでクリニックを選ぶと、注入技術の差によって期待した効果が得られないケースもあります。クレーターは顔の中でも特に繊細な悩みですから、信頼できる医師のもとで腰を据えて取り組むことが大切です。

 

7-2. 痛みへの不安には睡眠麻酔という選択肢──当院の対応

 

「リジュランSは粘性が高いため、注入時の痛みが気になる」というお声をよくいただきます。実際、クレーターを狙い打ちにする手打ち注射では、複数箇所への注射という性質上、痛みの感じ方には個人差があります。

 

一般的なクリニックでは麻酔クリーム(表面麻酔)を事前に塗布して対応しますが、当院ではさらに睡眠麻酔(静脈麻酔)を選択肢としてご用意しています。

 

当院の院長は麻酔科標榜医であり、静脈麻酔により眠っている間に施術が完了します。「痛みが怖くてリジュランを諦めていた」「針が苦手で美容施術に踏み出せなかった」という方が、睡眠麻酔を選ぶことで初めて施術を受けられるようになったケースは非常に多くあります。

 

【専門家コメント】

「クレーター治療を始めたいけれど痛みが不安」という方には、まずカウンセリングで麻酔の選択肢についてご説明しています。表面麻酔で十分なのか、睡眠麻酔が向いているのかは、患者さんの痛みへの感受性や施術箇所の広さによって異なります。遠慮なく相談してください。

 

7-3. 薬剤の真正性──患者の目の前で開封する意味

 

美容医療では、使用する薬剤が正規品かどうか──「真正性」という観点も重要です。市場に流通する薬剤の中には、非正規品や品質の担保されないものも存在します。

 

当院では、患者さんの目の前で製剤を開封することを徹底しています。これは単なるパフォーマンスではなく、使用する薬剤が正規品であることを患者さん自身の目で確認していただくためです。「どのメーカーのリジュランを使っているのか」「正規ルートで仕入れているのか」はクリニックを選ぶ上での重要な判断材料になります。

 

 

第8章 リジュランによるクレーター治療についてよくある質問

 

8-1. リジュランで深いクレーターも消えますか?

 

深いクレーターが「完全に消える」ケースは少ないのが実情です。ただし、リジュランSの集中ケアを継続することで、凹みが浅くなり、目立ちにくくなる変化は多くの患者さんで見られます。深いアイスピック型では、サブシジョンとリジュランSの組み合わせでより大きな改善を目指すアプローチが有効な場合があります。「消えるか消えないか」ではなく「どこまで目立ちにくくできるか」という目標設定で、カウンセリングでご相談ください。

 

8-2. 1回の施術だけでもクレーターに効果はありますか?

 

1回でも変化を感じる方はいますが、リジュランの本来の効果を発揮するには複数回の施術が不可欠です。1回は土台づくりの「種まき」であり、コラーゲンの蓄積は2週間後から少しずつ始まります。クレーター改善を目標にするならば、まず4回の集中ケアを完遂することを目標にしていただくことをお勧めします。

 

8-3. シャワーやメイクはいつから可能ですか?

 

– シャワー:施術当日から可能です

– 洗顔・メイク:翌日から可能です

 

ダウンタイムが比較的短い点はリジュランの大きなメリットです。翌日からメイクでカバーできるため、仕事や日常生活への影響を最小限に抑えながらクレーター治療に取り組めます。

 

8-4. リジュランとサブシジョンを併用してもいいですか?

 

併用することは可能ですが、**同日に行うかどうかは医師の判断**によります。サブシジョン後に皮下の組織が解放された状態でリジュランを注入することで、相乗効果を期待するアプローチもあります。いずれも、カウンセリングで現在のクレーターの状態を確認した上で、最適な組み合わせと順番をご提案します。

 

8-5. クレーターが平坦化するまでにどれくらいかかりますか?

 

個人差はありますが、4回の集中ケア(約2〜3ヶ月)を終えた時点で、多くの患者さんが何らかの改善を実感**されています。「平坦化」の度合いはクレーターのタイプ・深さ・元々の肌状態によって異なります。施術2週間後ごとに少しずつ変化が積み重なるため、各回の施術後の肌状態を記録しておくと、変化を実感しやすくなります。

 

8-6. リジュランSは痛みが強いと聞きましたが、どう対策できますか?

 

麻酔クリーム(表面麻酔)を事前に塗布することで、多くの方は施術を問題なく終えていただいています。それでも痛みへの不安が強い場合は、当院の睡眠麻酔(静脈麻酔)をご利用いただけます。眠った状態で施術を終えることが可能ですので、「痛みが怖くて踏み出せない」という方も安心してご相談ください。

 

 

まとめ:クレーター改善はリジュランで「コツコツ積み上げる」治療

 

ニキビ跡のクレーターは、真皮レベルの損傷がある以上、スキンケアや一時的な治療だけで大きく変えることは難しい悩みです。リジュランは、PNが線維芽細胞を活性化し、失われたコラーゲンを自力で産生する力を回復させることで、クレーターを「内側から押し上げる」根本的なアプローチを実現します。

 

クレーター治療において意識していただきたいのは、「完全に消す」ことではなく、「気にならない肌へ近づける」ことをゴールにするという視点の切り替えです。深い傷跡が一夜にして消えることはありませんが、4回の集中ケアを積み重ねた先に「鏡を見るのが怖くなくなった」「ファンデなしで出かけられるようになった」という変化は、多くの患者さんが体験されています。

 

クレーター治療は長い旅ですが、一歩目を踏み出すことが最も重要です。当院では、クレーターのタイプをしっかり診断した上で、リジュランSを軸に最適な治療プランをご提案します。まずはカウンセリングで、あなたの肌の現状をともに確認するところから始めてみませんか。

 

 

ソワン美容皮膚科クリニック表参道院

 院長 小平智文

 

Instagram: https://www.instagram.com/soinbeautyclinic/

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