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リジュランのダウンタイム経過|7日間の変化と予定から逆算する施術日

リジュランのダウンタイム経過|7日間の変化と予定から逆算する施術日|ソワン美容皮膚科クリニック 表参道院|表参道駅徒歩30秒の美容皮膚科

「施術のあと、何日くらい人に会えないのでしょうか」「内出血が出たら、いつ消えますか」──リジュランを検討されている方から、私が最も多くいただく質問です。リジュランのダウンタイム経過は症状ごとに引くタイミングが異なるため、「何日で終わります」と一言では言えません。本記事では、施術直後から2週間後までの変化を1日単位で追いながら、部位・注入方法・製剤による違いと、大事な予定から逆算した施術日の決め方まで解説します。

 

 

第1章 リジュランのダウンタイム経過は「4つの変数」で決まる

リジュランのダウンタイム経過は、「症状」「部位」「注入方法」「製剤」という4つの変数の組み合わせで決まります。「何日で終わりますか」に一律の答えがないのは、この4つが人によって違うからです。

 

1-1. リジュランのダウンタイム経過を左右する4つの変数

経過をご説明するとき、私は次の4つに分けています。

  • 症状:腫れ・針痕・内出血は、それぞれ引くまでの時間が違います
  • 部位:頬と目元では、皮膚の薄さと血管の多さが大きく異なります
  • 注入方法:手打ちか水光注射(機械打ち)かで、針痕の数と分布が変わります
  • 製剤:リジュラン、プルリアルデンシファイ、ジュベルックで経過の長さが異なります

 

「目元にリジュランiを手打ちで」と「頬にリジュランブラックを水光注射で」では見え方が違います。本記事は第2章で症状と時間、第3章で部位、第4章で打ち方と製剤を解説します。

 

1-2. 当院が案内しているダウンタイムの目安(腫れ・針痕・内出血)

 

当院がお伝えしている目安は、腫れは数時間、針痕は2〜3日、内出血は約1週間です。ダウンタイム期間をひとつの塊として捉えると長く感じますが、症状ごとに分解すると見通しが立ちます。

症状 当院の目安 補足
注入部位の腫れ 数時間 当日夜がピーク。翌朝には落ち着く方が多いです 
針痕(点状の赤み) 2〜3日 翌日からメイクでカバーできます
内出血 約1週間  出る方と出ない方がおり、色を変えながら薄れます
施術後の痛み 多くは当日〜翌日で落ち着きます 冷やすと和らぎます。日ごとに軽くなるのが通常です 

 

注目すべきは、最も長く残るのが内出血だという点です。予定から逆算するときの基準は腫れではなく内出血で、この考え方は第5章で詳しく扱います。

 

1-3. 「ダウンタイムがない」と聞いたのに経過に差が出るのはなぜか

「ダウンタイムがほとんどないと聞いていたのに、内出血が出ました」というご相談は珍しくありません。経過に影響する条件が人によって違うためです。心当たりを持ちやすい要因を挙げます。

  • もともと内出血しやすい体質:採血や打ち身であざが残りやすい方は同じ傾向です
  • 生理周期やその日の体調:生理前後やむくみやすい時期は出やすくなります
  • 前日の飲酒・睡眠不足:血流が上がった状態での施術はリスクを上げます
  • 注入量と注入範囲:広く打つほど針を刺す回数が増え、針痕も分散します
  • 注入する層の深さ:血管が多い層に針が当たれば技術に関係なく起こります

【専門家コメント】血管の走行は目に見えないため、丁寧に打っても内出血をゼロにはできません。大切なのは「出ないようにする」ではなく「出ても困らない日程で受ける」という発想です。

 

第2章 施術直後から2週間後まで、リジュランのダウンタイム経過を1日単位で追う

リジュランのダウンタイム経過は、施術当日がピークで、そこから毎日少しずつ軽くなります。多くの方は翌日から通常どおりの生活に戻り、内出血が出た場合でも約1週間で目立たなくなります。

 

2-1. 施術直後〜当日夜:リジュランの腫れと針痕がピークになる時間帯

施術直後は注入した部分が膨らみ、点状の針痕と赤みが目立ちます。ただし薬剤がなじむにつれ落ち着き、当院の目安では腫れは数時間で引きます。注射のときの痛みも施術が終われば大きく和らぎ、多くの方は当日から翌日にかけて落ち着いていきます。

当日の過ごし方として、シャワーは当日から可能ですが、血流が上がると腫れや内出血が出やすいため、湯船やサウナは避けてください。保冷剤で軽く冷やすと腫れは落ち着きます。

 

 2-2. 翌日(1日目):赤みが引き始め、洗顔とメイクを再開できる経過

翌日には多くの方で赤みと腫れが引いてきます。当院では洗顔とメイクは翌日から可能とご案内しています。ただし摩擦は針痕の赤みを長引かせるため、洗顔は泡で包むように行います。

なおこの時期から内出血の色が浮かぶこともありますが、にじんだ血液が表面近くまで広がるためで、新しい症状ではありません。

 

2-3. 2〜3日目:針痕が消える一方、内出血が最も目立つダウンタイム

2〜3日目は、針痕が消える時期と内出血が最も濃く見える時期が重なるタイミングです。針痕は目安どおり2〜3日でほぼ分からなくなりますが、内出血は青紫色でくっきり見えます。

【施術を受けた患者さんの感想】翌日は思ったより普通で安心していたのですが、2日目の朝に頬の一点が青くなっていて焦りました。ただコンシーラーで隠せる範囲で、1週間後には自分でも探さないと分からなくなりました。

内出血は「濃くなってから薄れる」順序をたどります。無理に触らず、吸収を待つのが最も早い方法です。

 

2-4. 4〜7日目:内出血の色が変わり、日常生活への支障がなくなる経過

4日目を過ぎると、内出血の色が青紫から緑、黄色へと変化します。これは分解・吸収が進む回復のサインで、当院の目安である約1週間で多くの方が気にならない状態まで戻ります。

メイクは通常どおりで構いませんが、施術後1週間はサウナ・顔面のマッサージ・激しい運動・湯船を避けるようご案内しています。意識するのは「温めない・こすらない・血圧を上げない」の3点です。

 

2-5. 1〜2週間後:ダウンタイム終了と、ここから始まる肌質変化

1〜2週間後には腫れ・針痕・内出血のいずれも収まり、ダウンタイムは終了です。ここからは主成分のポリヌクレオチド(PDRN)が働き、肌の再生と修復が進む段階に入ります。

つまり、ダウンタイムが終わった時点が効果の話のスタート地点です。当院ではリジュランを2〜3週間おきに計4回の集中ケア期として組み立てています。詳しくは[リジュランの効果が出るまでの経過と持続期間を解説した記事]もあわせてご覧ください。

時期 主な症状 その時できること
施術直後〜当日夜 腫れ・赤み・針痕がピーク シャワー可。冷やす。湯船とサウナは回避
翌日(1日目) 赤みが後退、内出血が浮き始める 洗顔・メイク再開。摩擦を避ける
2〜3日目 針痕が消え、内出血が最も濃い コンシーラーでカバー。触らず待つ
4〜7日目 内出血が緑〜黄色に変化 通常のメイク可。運動・マッサージは回避 
1〜2週間後 ダウンタイム終了 制限なし。肌の再生が進む段階へ

 

第3章 部位でここまで変わる、リジュランのダウンタイム経過マップ

同じリジュランでも、部位が変われば経過は別物です。皮膚が薄く血管が多い部位ほど内出血が出やすく、面積が広いほど針痕が増えるとお考えください。

 

3-1. 頬・フェイスライン(リジュランブラック):針痕は多いが経過は早い部位

頬やフェイスラインにはPDRN 2%のリジュランブラックを使用します。広い面に細かく注入するため、直後は針痕が点々と広く見えます。

ただし頬は皮膚に厚みがあり、目元ほど血管が浅い層を走っていません。そのため内出血は出にくく、針痕も2〜3日で消えます。

 

3-2. 目元・目周り(リジュランi):内出血が最も出やすいダウンタイム

目元・目周りにはリジュランi(PDRN 2%)を使用します。顔の中で皮膚が最も薄く細い血管が密集しているため、リジュランのダウンタイムで内出血が最も出やすいのが目元です。

ただし期間が延びるわけではなく、目安の約1週間に収まります。問題は隠しにくさで、目の下はコンシーラーを厚く重ねると逆に目立つため、色補正を薄く使います。施術内容や料金は[リジュランi(目元用)の施術内容と料金]のページでご確認いただけます。

【専門家コメント】目元は、同じ方でも日によって内出血の出方が変わる部位です。そのため目元に注射する日は、その週の予定を必ず伺ってから範囲を決めています。予定が詰まっていれば、あえて範囲を狭める選択も現実的です。

 

3-3. 額・口周り:表情筋の動きが経過に影響する部位

額と口周りは、皮膚のすぐ下で表情筋が絶えず動く部位です。注入部位が動き続けるため、腫れや赤みの引きがわずかに遅れることがあります。過ごし方としては、口元はこすらず押さえ、額は前髪が触れないよう髪を上げると安心です。

 

3-4. 首:シワ目的のリジュランで注意したい衣類の摩擦と経過

首のシワに対してもリジュランブラックを使用します。経過は顔と変わりませんが、首特有の注意点は衣類の摩擦です。マフラーや襟が触れ続けると赤みが長引くため、施術後2〜3日は襟の詰まった服を避けてください。

 

3-5. ニキビ跡・毛穴(リジュランS):エンボスの跡が出やすい打ち方の経過

ニキビ跡(クレーター)や毛穴、手術跡にはリジュランS(PDRN 2%)を使用します。凹みを持ち上げるよう浅い層に薬剤を留めると、小さな膨らみが点々と並びます。これがエンボスの跡(ボコボコ)です。

エンボスの跡は失敗ではなく、狙って作る一時的な状態です。数日〜1週間程度で分からなくなりますが、この間は肌表面がボコボコして見えるため、人前に出る予定がある方は施術日の調整が必要です。効果の出方は[リジュランSでニキビ跡のクレーターがどこまで改善するかを解説した記事]で詳しく解説しています。

部位 主に使う製剤 経過の目安と出やすい症状
頬・フェイスライン リジュランブラック(PDRN 2%) 針痕は広いが2〜3日で消失。内出血は出にくい
目元・目周り リジュランi(PDRN 2%) 内出血が最も出やすい。約1週間。隠しにくい
額・口周り リジュランブラック 表情の動きと摩擦で赤みがやや長引く
リジュランブラック 経過は顔と同等。衣類の摩擦に注意
ニキビ跡・毛穴 リジュランS(PDRN 2%) エンボスの跡(ボコボコ)が数日〜1週間

 

第4章 打ち方と製剤で変わる、リジュランのダウンタイム経過の設計

ダウンタイムは体質だけで決まらず、打ち方と製剤の選択である程度は設計できます。針痕の分布は注入方法で、経過の長さは製剤で変わると整理すると分かりやすいでしょう。

 

4-1. 手打ちと水光注射(機械打ち)でリジュランのダウンタイムはどう違うか

手打ちは、医師が1か所ずつ針を進めて注入する方法です。深さと量を調整できるため部分的な悩みに向きますが、1か所の注入量が多く、内出血はやや目立ちやすくなります。

水光注射(機械打ち)は、複数本の細い針で均一に注入する方法です。浅く広く入るため全顔の肌質改善に向きますが、直後は細かな針痕が顔全体に広がります。「点が多いが浅い」か「点が少ないが深い」かの違いです。詳しくは[リジュラン水光注射と手打ちの違いを詳しく解説した記事]にまとめています。

 

4-2. 睡眠麻酔という選択肢:力みを抑えることがダウンタイムの経過にも効く

麻酔が関わるのは痛みだけではありません。施術中に強く力むと血圧が上がり、注入部位からの出血がにじみやすくなるためです。

当院では睡眠麻酔(静脈麻酔・鎮静)を完備し、私自身が麻酔の管理を担当しています。眠っている間に終わるため、力みによる血圧の変動を抑えやすくなります。

 

4-3. リジュラン・プルリアルデンシファイ・ジュベルックの経過の違い

 

肌育のための注入施術は、製剤によってダウンタイムの長さが変わります。リジュランとプルリアルデンシファイはほぼ同じ目安で、ジュベルックは内出血の期間がやや長めです。

製剤 ダウンタイムの目安 経過と回数の特徴
リジュラン(ブラック/i/S) 腫れ数時間・針痕2〜3日・内出血約1週間 持続3〜5ヶ月。2〜3週間おきに計4回。修復を促す設計
プルリアルデンシファイ リジュランと同等の目安 持続3〜5ヶ月。3週間おきに計3回。PN 1%+非架橋ヒアルロン酸+マンニトール 
ジュべルック 腫れ・赤みが数日、内出血1〜2週間 持続12〜16ヶ月。1ヶ月おきに計3〜4回。ポリ乳酸42.5mg+ヒアルロン酸7.5mg 

 

 

予定が詰まっている時期なら、内出血の期間が短いリジュランやプルリアルデンシファイが組みやすくなります。持続期間を重視してジュベルックを選ぶなら、1〜2週間の内出血を見込んでください。使い分けは[プルリアルとリジュランの成分・効果・料金の違いを比較した記事]で詳しく比較しています。

 

【専門家コメント】製剤選びの相談は効果と料金が中心になりがちですが、私はここに「その人の3ヶ月先までの予定」を必ず加えます。予定次第で、おすすめする製剤も打ち方も変わるからです。

 

第5章 大事な予定から逆算する、リジュランのダウンタイムを見込んだ施術日の決め方

リジュランのダウンタイムは、我慢して耐えるものではなく、予定から逆算して設計するものです。基準は最も長く残る内出血で、施術日から約1週間を見ておけば日常生活で困る場面はほぼなくなります。

 

5-1. リジュランの逆算の基準日は「内出血が消える約1週間後」に置く

逆算の起点は腫れでも針痕でもなく内出血です。腫れは数時間、針痕は2〜3日で解決しますが、内出血だけは約1週間かかるためです。「予定の1週間前までに施術を終える」が最低ライン、写真に残る予定なら2週間前が目安です。

予定までの残日数 推奨アクション 注意点
14日以上 そのまま施術可能。全顔・目元も選択肢に入ります 範囲を狭めなくて済みます
7〜13日 施術可能。内出血が出やすい目元は要相談 前日の飲酒と睡眠不足は避ける
3~6日 内出血が出にくい頬に絞るか、予定後へ変更 メイクでのカバー前提
2日以内 予定の後ろへずらすことをおすすめします 針痕が残る可能性が高い

 

この表は可否を決めるものではなく、残日数に応じて部位と範囲を調整するための目安です。同じ7日前でも、頬に少量なら間に合い、目元に広く入れるなら見送る、という判断になります。

 

5-2. 結婚式・撮影・同窓会:写真に残る予定はダウンタイムの2週間前までに

写真や動画に残る予定がある場合、私は2週間前までの施術をおすすめします。内出血が消えるまでの余白を確保し、ダウンタイム後に進む肌の変化を当日に間に合わせるためです。

【施術を受けた患者さんの感想】妹の結婚式の3週間前に受けました。当日までにあざは完全になくなっていましたし、ファンデーションのノリが明らかに違ったので、その日程にして正解でした。

 

5-3. 出張・繁忙期・接客業:メイクでカバーできる範囲から逆算する経過設計

人と会う仕事が続く時期は、「完全に消えるまで」ではなく「メイクでカバーできるまで」を基準にします。翌日からメイクが可能なので、実質的な制限は2〜3日です。

  • 接客業・営業職の方:金曜夕方に施術し、土日で腫れと針痕を通過させる
  • 出張が控えている方:移動日ではなく、その先の商談日から逆算する
  • マスクを着用できる職場の方:頬や口周りならカバーしやすい
  • 目元を入れたい方:隠しにくいため、繁忙期を外して計画する

【カウンセリングのコツ】ご予約の際は「いつなら空いていますか」ではなく「この日に大事な予定があります」と先にお伝えください。予定日が分かれば、部位・注入量・製剤・注入方法を逆算できます。

 

5-4. 2〜3週間おき計4回のリジュランを、年間の予定にどう組み込むか

当院ではリジュランを2〜3週間おきに計4回の集中ケア期として組み立て、4回完遂後は半年ごとのメンテナンスをご提案しています。最初に4回分の日程をまとめて置くのが、最も失敗の少ない方法です。

この4回はおよそ2ヶ月で完了しますので、大きなイベントのない2ヶ月間を年間カレンダーから探します。効果の持続は3〜5ヶ月ですので、集中ケア期を早春に置き、夏前と秋にメンテナンスを重ねる形も可能です。

 

第6章 経過が想定と違うときのサイン:リジュランのダウンタイムで受診すべき目安

ここまでの経過は想定内の範囲です。判断の分かれ目は日を追うごとに軽くなっているかに尽きます。軽快の方向なら待って構いませんが、悪化の方向なら早めにご相談ください。

 

6-1. 想定内のリジュランのダウンタイム経過と、そうでない経過を分ける境界線

私が診察で確認しているのは、次の3点です。

  • 方向性:昨日より今日と軽くなっていれば想定内の経過です
  • 左右差:片側だけ腫れている、片側だけ痛みが強い場合は注意します
  • 全身症状:発熱や強い倦怠感は、局所の症状とは別に評価します

内出血が2〜3日目に濃くなるのは通常の経過で、範囲が広がらず痛みも増していないなら心配ありません。逆に、落ち着いた腫れが再び強くなる変化は想定外に分類します。

 

6-2. 受診を検討したいリジュラン施術後の具体的なサイン

以下に当てはまる場合は、自己判断で様子を見続けず、施術を受けたクリニックへご連絡ください。

  • 痛みが日を追って強くなる(軽くなる痛みは想定内です)
  • 注入部位に強い熱感がある、触れて明らかに熱い
  • 膿のような分泌物が出る、黄色い浸出液が続く
  • 腫れの範囲が日ごとに広がる
  • 2週間以上残るしこり(硬結)がある
  • 発熱を伴う、体調全体が悪化している
  • 強いかゆみやじんましんなど、アレルギーを疑う反応

頻度は高くありませんが、対応は早いほど選択肢が増えます。

 

6-3. ダウンタイムを長引かせる行動と、リジュランを受けられない条件

経過を長引かせる原因の多くは施術後の行動にあります。施術後の過ごし方として、当院では以下の制限期間をご案内しています。

  • 施術後1週間は、サウナ・顔面のマッサージ・激しい運動・湯船を避ける
  • 当日は保冷剤で冷やす(腫れと痛みが落ち着きやすくなります)
  • 当日の飲酒は避ける(血流が上がり、内出血が広がります)
  • 注入部位をこすらない(洗顔・タオル・前髪や衣類の接触に注意)
  • シャワーは当日から、洗顔とメイクは翌日からを守る
  • 紫外線対策を続ける(回復途中の肌は色素沈着を起こしやすいです)

また、リジュランを受けられない条件もあります。サーモン由来の成分を用いるため、魚・魚卵アレルギーのある方は施術不可、妊娠中・授乳中の方も施術不可です。施術部位に活動性の感染や炎症がある場合は治癒後、重篤な基礎疾患や免疫疾患をお持ちの方は要相談です。他の美容施術を1ヶ月以内に予定している場合も、間隔について事前に医師へご相談ください。

 

 6-4. リジュランの経過を短くするアフターケアと、任せる医師の見極め方

ダウンタイム中の過ごし方としてご自身でできることは、当日の冷却、保湿、紫外線対策の3つで十分です。特別なパックや美容機器は、回復途中の肌には刺激になります。

残りは医師の側の問題です。血管の走行を避けて適切な層に注射を進める技術と、不安が出たときのフォロー体制が、そのままダウンタイムの長さに反映されます。当院では薬剤を患者さんの目の前で開封し、正規品であることを確認していただいています。クリニック選びでは料金以外のこうした点も見てください。

 

第7章 リジュランのダウンタイム経過について患者さんからよくいただく質問

リジュラン注射のダウンタイム経過についてクリニックでいただく質問は、シャワー・メイク・出勤の3点に集中しており、答えは「シャワーは当日から、洗顔とメイクは翌日から」で決まっています。ここではその3点を含め、ダウンタイム期間中の過ごし方の疑問にお答えします。

7-1. リジュランのダウンタイム中、シャワーとお風呂はいつから入れますか?

シャワーは施術当日から可能ですが、湯船とサウナは施術後1週間ほど控えてください。血流が強く上がると、腫れや内出血が再び目立つためです。

 

 7-2. リジュランの施術後、メイクと洗顔はいつから再開できますか?

当院では、洗顔とメイクはいずれも施術の翌日から可能とご案内しています。 洗顔時の摩擦は赤みを長引かせるため、泡で包むように洗ってください。

 

7-3. リジュランの腫れのピークはいつで、何日で引きますか?

腫れのピークは施術直後から当日夜で、当院の目安では数時間で落ち着いていきます。翌朝には明らかに軽くなっている方がほとんどで、当日に保冷剤で軽く冷やすとより落ち着きます。

 

7-4. エンボスの跡(ボコボコ)はダウンタイム中いつ消えますか?

エンボスの跡(ボコボコ)は、多くの場合、数日から1週間程度で平坦になっていきます。薬剤を浅い層に留めた結果であり、失敗ではありません。指で押したり潰そうとせずお待ちください。

 

7-5. 週末にリジュランを受ければ月曜から出勤できますか?

金曜または土曜に施術を受け、月曜から出勤するスケジュールは十分に現実的です。腫れは当日中に落ち着き、翌日からメイクが可能だからです。ただし内出血は約1週間残る点にご注意ください。

【カウンセリングのコツ】週明けに人前に出る予定があるなら、予約時に「月曜から出勤です」とお伝えください。クリニック側で部位と範囲を調整できます。

 

7-6. 運動・マッサージ・美顔器はリジュランの施術後いつから使えますか?

激しい運動と顔面のマッサージは、施術後1週間を目安に避けていただいています。血流を強く上げる行動や圧迫は内出血を広げるためです。美顔器も同様で、散歩程度なら翌日から可能です。

 

7-7. 回数を重ねるたびに毎回ダウンタイムはありますか?

針を刺す施術である以上、毎回ダウンタイムは生じるとお考えください。ただし2回目以降は見通しが分かる分、負担を軽く感じる方が多い印象です。当院のプランは2〜3週間おきに計4回ですので、その前提で組みます。

 

7-8. 魚アレルギーや妊娠中でもリジュランは受けられますか?

魚・魚卵アレルギーのある方、妊娠中・授乳中の方は、リジュランの施術を受けられません。サーモン由来の成分を用いるためです。施術部位に感染や炎症がある方、基礎疾患のある方も事前にご相談ください。

 

 7-9. 飛行機や旅行はリジュランのダウンタイム中でも大丈夫ですか?

移動そのものに制限はありませんが、内出血が出た状態での旅行は満足度が下がりがちです。旅先では温泉やサウナ、飲酒など施術後1週間避けたい行動が重なります。旅程が決まっているなら、その日程をクリニックに先にお伝えください。

 

7-10. 痛みが不安です。麻酔でリジュランの経過は変わりますか?

麻酔は痛みを抑えるだけでなく、力みや血圧の上昇を抑えることで経過にも関わります。施術中に強くこわばった状態が続くと、注入部位からの出血がにじみやすくなるためです。当院では表面麻酔に加え睡眠麻酔(静脈麻酔・鎮静)を完備しています。

 

7-11. ヒアルロン酸やボトックスと比べて、リジュランのダウンタイムは長いですか?

リジュランのダウンタイムは注入施術の中で特別に長いものではなく、内出血が出るかどうかが体感の差になります。当院ではヒアルロン酸やボトックスも扱っていますが、針を刺す以上、内出血の可能性は共通です。リジュランは細かく数多く注射するぶん針痕が広く出ますが、当院の目安は腫れが数時間、針痕が2〜3日、内出血が約1週間で、この期間に収まる方がほとんどです。

 

第8章 まとめ:リジュランのダウンタイム経過を知れば、予定に合わせて肌育を進められる

リジュランのダウンタイム経過について最もお伝えしたいのは、ダウンタイムは我慢して耐えるものではなく、予定から逆算して設計するものだということです。ゼロにはできませんが、いつ・どこに・どの製剤を・どの打ち方で入れるかを選べば、生活に支障が出ない範囲に収められます。

本記事の骨格を振り返ります。経過は症状・部位・注入方法・製剤という4つの変数と時間軸の掛け算で決まります。症状ごとの目安は腫れが数時間、針痕が2〜3日、内出血が約1週間です。部位では目元が最も内出血が出やすく、逆算の基準日は予定の1週間前、写真に残る予定なら2週間前に置きます。この一本の線があれば、途中で不安になることは大きく減るはずです。

そして、ダウンタイムが明けたところからが本題です。リジュランは肌の再生と修復を後押しする施術で、2〜3週間おきに計4回の集中ケア期を経て肌の土台が変わります。ダウンタイムの1週間は、そのための準備期間です。

施術日を先に決めるのではなく、まず予定表を開くところから始めてみてください。そして「この日に予定があります」という一言をカウンセリングの最初に置けば、逆算はそこから自然に組み上がっていきます。本記事が、あなたが安心して肌育を始めるための一助となれば幸いです。

 

ソワン美容皮膚科クリニック表参道院

 院長 小平智文

 

Instagram: https://www.instagram.com/soinbeautyclinic/

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